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「ラン沈金 オリジナルぐい呑 溜」(「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」)

さて今日は、前回ご紹介したぐい呑の模様違いです。こちらは、ラン。

山中塗のぐい吞に、輪島の作家さんによる沈金彫りを施しました。

上部は、口当たりが良いように、ふっくらとした形に仕上げてあります。






さて、今度は、第95回アカデミー賞作品賞を受賞した「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を見ました。2022年の作品。

作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞と、主要部門をほとんど独占した作品ですので、期待が高まる中で見たのですが、これは、一体何ですか?

ミシェル・ヨー演じる主人公イブリンは、女優になる夢を諦めて、平凡な男性との結婚を選び、娘をもうけます。

しかし、家族を養うために、必死でクリーニング店を回しているにもかかわらず、夫と娘の心は、自分から離れていくばかり。

そんな時、突然、別次元の夫が現れ、宇宙を救えるのは、イブリンだけだと言い出し・・・。

先が全く読めない作品と聞いていたので、どんなストーリーなのか楽しみでした。

しかし、これは、脚本が巧妙だから先が読めないというわけではなく、ただ単にデタラメな話だから、どうなるのか分からないというに過ぎません。

どれだけデタラメかというと、ミシェル・ヨーが、敵を倒すために、無数の平行世界の自分から、様々な能力を引き出すのですが、その方法とは、普段なら決してしないことを、敢えてするというもの。

例えば、お尻の〇〇に、〇〇を〇〇とか・・・。アホですか?

全体においては、「家族愛」でまとまってはいるものの、相当にろくでもないストーリーでした。

これを、斬新だと言って評価するハリウッドの今後が心配になります。

アカデミー賞を取った映画を見て感動しよう!なんて思っている方は、決して見ないことをおすすめいたします。

ただ、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」、「グーニーズ」(キッズムービーの傑作!)の後、全く見なくなってしまったキー・ホイ・クァン。

彼が、今もまだ頑張って役者を続けており、ついにはアカデミー賞を取ったという点にかんしては、素直に喜びたいと思います。


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