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コラボ・オフィスをつくる

うちのオフィスに来ませんか?〈妄想ワークショップ・レシピ#10〉

リモートワークが増えて、オフィスに余裕空間ができた会社も多いのではないでしょうか。
余裕空間の使い方はいろいろですが、今回は外部の人を招いてコラボ・オフィスをつくってみるというワークを考えました。

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【レシピ】

単にオフィス空間をシェアするのではなく、事業連携できるパートナーを迎え入れることを目指してみました。そのため、オフィスをシェアして心地よいかどうかだけでなく、コラボ事業の可能性を探るレシピとしました。

1)互いの得意なこと、苦手なこと、こだわりを共有する

個人毎もしくは会社毎に「得意なこと」「苦手なこと」「オフィスへのこだわり」を付箋に書き出し、ワークシートに貼り付けていきます。

ポイントは、これ以上思いつかない!というところから、さらに2、3個のこだわりを書き出すこと。
はじめは、ありきたりなことを書いていても、最後にひねり出す数枚には、まだシェアされていない個性や面白みが出ることが多いからです。そのため、ワークシートはちょっとスパルタな枚数が貼れるような内容で準備しておきます。
書き出しが終わったら、みんなで共有します。

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2)共用部の活用アイデアを考える

次はオフィスの共用部の活用アイデアを出すワークです。
共用部をこんな風に使いたい!というアイデアをシンプルに付箋に書き出し、KJ法で整理していきます。

例えば、日常的に防災力が鍛えられる屋内キャンプゾーンをつくる。
会議やブレスト、お昼の休憩、一人で集中したいときなどにキャンプゾーンを活用すれば、意外なコラボ事業の企画も思いつくかも!?
このようなワクワクするアイデアを共有していきます。

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3)シール投票で参加者同士の感触を確認

最後に振り返り、「大切にしたいこと」「ちょっと心配なこと」「コラボのタネ」にシールで投票して、参加者同士の感触を確認して終わります。

【ポイント振り返り】

このワークでは、具体的なコラボ事業の企画までは深められませんが、こだわっていることを共有できたり、心配だからルール化したいことが見えてきたり、今後の連携の可能性が感じることができ、オフィスを実際にシェアするかどうかの検討の素材になれば良いと思います。

妄想ワークショップ・レシピについて
未来をつくるのは妄想力。そして、ワークショップは「妄想作成装置」。
「妄想ワークショップ・レシピ」では、ふと思いついたけど実現には至っていないもの、まだ思いつきに過ぎない柔らかい状態のものを、楽しく妄想し、紹介していきます。

Copyright(C) Ishi Planning & Design Co.


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