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妄想ワークショップ・レシピ

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未来をつくるのは妄想力。そして、ワークショップは「妄想作成装置」。 「妄想ワークショップ・レシピ」では、ふと思いついたけど実現には至っていないもの、まだ思いつきに過ぎない柔らかい…
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『妄想ワークショップ・レシピ』 はじめました

未来をつくる 妄想作成装置未来をつくるのは、妄想力。 ワークショップは、未来をつくる「妄想作成装置」。 一人で妄想するのも楽しいけれど、ワークショップでみんなで妄想するのも楽しいですよね。 ワークショップがうまくいくかどうかは、レシピ(プログラム)で8割決まると言われています。 残り2割は、本番に起こる奇跡。 「妄想ワークショップ・レシピ」では、まだイメージに過ぎない柔らかい状態のもの、ふと思いついたけど実現には至っていないものを、楽しく妄想し、紹介していきます。 例

「町内世界地図」をつくってみた|夏休みまちづくりチャレンジ3

<妄想ワークショップ・レシピ#19> ご近所で見つけた「どうぶつ」「しょくぶつ」などは世界のどこの出身なんだろう? 出身地を調べて「町内世界地図」をつくってみた。 調べてみたご近所を歩いて、出会った動物、見つけた植物などの出身地を調べてみた。 ネコ:約13万1000年前に中東の砂漠などに生息していた亜種リビアヤマネコが原種らしい。 ひまわり:原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられている。日本には17世紀に伝来している。 自動販売機:世界最古の自動販売機は、アレクサ

まる・さんかく・しかく研究所!?|夏休みまちづくりチャレンジ2

まちのカタチを見つけて、積み木をつくっちゃお!<妄想ワークショップ・レシピ#18> 架空のラボ「まる・さんかく・しかく研究所」は、まちのカタチを研究しています。 今回のミッションは「まちの積み木づくり」。 みんなもラボの一員になって、カタチを研究して、積み木をつくっちゃお! 1)まる・さんかく・しかく?みんなの住む世界にあるものは、だいたい「まる」と「さんかく」と「しかく」の組み合わせで、出来ている。 例えば、ピラミッドは「さんかく」で出来ているし、東京タワーやスカイツリ

どうぶつ観光株式会社!?|夏休みまちづくりチャレンジ1

どうぶつに例えて、たのしもう!〈妄想ワークショップ・レシピ#17〉 架空の会社「どうぶつ観光株式会社」は、どうぶつが大好きな社長がつくった会社です。 とにかくなんでもどうぶつに例えて、おもしろい観光コースをつくり、たくさんの人を楽しませています。 さあ、みんなも「どうぶつ観光株式会社」の一員になって、どうぶつをテーマにした観光コースをつくってみよう! 「どうぶつ観光コース」をつくる4つの手順 【手順1】コースづくりまず自分の住むまちの地図*を用意します。 地図をながめて、

会議のあるある発言でアイデアは深められるか!?

「とはいえ、逆にいうとワークシート」 〈妄想ワークショップ・レシピ#16〉 会議中の会話で「とはいえ〜」や「逆にいうと〜」ってよく聞きますよね。口癖の方も多いのではないでしょうか? 今回はこのような会議のあるある発言を用いて、アイデアを深める「とはいえ、逆にいうとワークシート」をつくってみました。 【レシピ】「とはいえ、逆にいうとワークシート」は、アイデアを深めるための「とはいえ軸」と「逆にいうと軸」の2軸からつくります。 1)「逆にいうと軸」の定義「逆にいうと軸」は

エレベーター・ワークショップ

26秒で完結するワークショップ〈妄想ワークショップ・レシピ#15〉 オフィスビルに勤めている方は、同じビルの他の階に「この会社ってどんな仕事やってるんだろ〜」とか、「面白そうな会社があるな〜」とか、「何か一緒にやってみたいな〜」とか思ったことは、ありませんか? 交流までいかずとも、階を超えて、ちょっとしたコミュニケーションが図れると、エレベーターで乗り合わせた時に、いい感じに会釈できるぐらいの関係になれるかもしれません。 そんな他の階の方とご一緒する場であるエレベーターを

突撃!隣のビルの屋上空間!ワークショップ

今ある場所をもっとステキに使うことを考える<妄想ワークショップ・レシピ#14> 電車に乗っているとき、バルコニーから外を眺めているとき、あなたが見ているものは何ですか?わたしが見ているのは・・・そう、屋上です!!! 屋上空間の使い方を考えることを通して、まちに仲間を増やし、楽しい場所を増やすワークショップを考えました。 【レシピ】
 活動は長期間にわたりますが、あなたのまちに屋上ムーブメントを起こすきっかけをつくるレシピです。 1)屋上を活用したい人(所有者)とまちで活

「  」のない世界

過去を振り返り、本質に迫る〈妄想ワークショップ・レシピ#13〉 社会環境やニーズの変化により、「(何らかのモノゴト)」の見直しが求められるときは、その本質に立ち返って考えたい。 そして本質はそのままに、手段や機能による改善を図りたい。 今回は、そんなときに取り組みたいワークショップを考えました。 過去を振り返り、本質に迫るレシピです。 【レシピ】3つのワークを通じて、「  」の改善について考えます。 1) 「  」のない世界もしもこの世界に「  」がなかったら? はじ

宇宙からの調査団ワークショップ

未来からの視点、大胆な発想で考える〈妄想ワークショップ・レシピ#12〉 「未来思考」で考えようとしても、目の前の問題からなかなか離れられない… 大胆に発想したくても、ついつい小さくまとめちゃう… そんな固い頭を柔らかくほぐして、思い切った発想を手助けするレシピとして「宇宙からの調査団ワークショップ」を考えました。 さてさて、どんなレシピかというと、、、 【レシピ】このワークショップは、架空のストーリーを通じて、SFの世界に入り込むように楽しみながら検討できる4つのステップ

物語づくりワークショップ

ワクワクする未来と、実現に向けたアイディアを考える 〈妄想ワークショップ・レシピ#11〉 物語づくりワークショップは、まちの理想的な未来を物語として具体的に想像し、そこからどんなアクションが必要かバックキャストで考えるレシピです。 漠然となりがちな未来のイメージについて、物語をつくることを通じて具体的にイメージして考えるワークです。 【レシピ】起承転結の物語を「起承"結"転」の順に考えます。 「起承」では主人公や、まちの現状、今後の起こりそうな問題について考えます。 次に

コラボ・オフィスをつくる

うちのオフィスに来ませんか?〈妄想ワークショップ・レシピ#10〉 リモートワークが増えて、オフィスに余裕空間ができた会社も多いのではないでしょうか。 余裕空間の使い方はいろいろですが、今回は外部の人を招いてコラボ・オフィスをつくってみるというワークを考えました。 【レシピ】単にオフィス空間をシェアするのではなく、事業連携できるパートナーを迎え入れることを目指してみました。そのため、オフィスをシェアして心地よいかどうかだけでなく、コラボ事業の可能性を探るレシピとしました。

公園の面白くて楽しい使い方を調べて、広めるワークショップ

公園アクティビティ調査〈妄想ワークショップ・レシピ#9〉 コロナ禍で行動が制限される中、身近な屋外環境の価値は今まで以上に高まり、公園の利用者が増えています。 これまで公園にあまり行かなかった人も、例えば散歩で立ち寄ったり、気分転換のお外ランチに訪れるなど、公園の利用層もアクティビティも、より多様になっているのではないでしょうか。 一方で、公園の管理者にとっては、多くの来園者に対応したり、密にならないように配慮したり、例年と比べて業務が大変になっているかもしれません。

『桜 × ぼっち力』 フォトコンテスト

一人で楽しむ桜のアクティビティ〈妄想ワークショップ・レシピ#8〉 忙しい年度末。毎年思うのは、桜が咲くまでにこの仕事の山を終わらせたい!ということ。 終わらせないと、周りが浮かれた気持ちの時に、仕事をしていて虚しくなるから。 しかし残念ながら、今年はコロナ禍により、各地で桜まつりが中止になっています。2年連続で中止になってしまった地域が多いですね。 今年の桜は、少人数で、分散して楽しむ必要がある。 そんなときに大切なのは、高度な「ぼっち力」ではないでしょうか。 この季節

カフェでの1人ブレスト・支援ツール

カフェで考えごとをするときに こんなのあったらいいな 〈妄想ワークショップ・レシピ#7〉 僕にとってカフェの用途のひとつは、集中したいときにいくところです。 程よい雑音があり、家やオフィスとは違う環境に身をおくと、考えごとに没頭できます。 集中力が続くのは2、3時間限定なんですけど… そんなとき、考えごとを手助けしてくれるツールがテーブルの上にあったら嬉しいなと思って考えてみました。 レシピのテーマである「まちづくり」に無理やり繋げると、カフェからまちの未来を考える的な