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日本ドラマ「マイファミリー」

主演:二宮和也、多部未華子、濱田岳、玉木宏、賀来賢人、高橋メアリージュン
2022年 全10話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★☆
(写真=TBSテレビより)

今クールの日本ドラマは2本しか観ていないのだが、まあ、両作品とも当たり。本作はただ『山田太郎ものがたり』からのつながりで、「ニノ&多部ちゃん」という理由だけで、なんの予備知識もなく観たのだが、他のキャストも好きな俳優ばかりだし、予想以上に面白かった。
今日は💛ニノの誕生日💛だし、頑張って書いちゃおう!

連鎖する誘拐事件

ニノ演じる鳴沢温人はるとはゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO。湘南・鎌倉に家を構え、妻の未知留(多部未華子演)、娘の友果(大島美優演)と3人で暮らしている。ある日、都心での仕事を終えて帰宅した温人のもとに、日常を一変させる1本の電話がかかってくる。友果さんを誘拐した――。
身代金の要求額は5億円。しかし、そんな大金はすぐには用意できない温人。未知留は藁をもつかむ思いで、大学時代の友人である三輪碧(賀来賢人演)東堂樹生(濱田岳演)に連絡を取る。
捜査一課長・吉乃栄太郎(富澤たけし演)が指揮を執るなか、葛城圭史(玉木宏演)ら警察が介入することになるが、果たして娘を取り戻すことはできるのか。。。
TBSテレビ公式サイトより抜粋

意外な展開が続々と

最初の数話では、ネットという媒体を様々な形で駆使した誘拐事件かと思っていたら、意外な展開が続き、誘拐事件も一つに終わらず、また過去の事件とも関係があるようで、なかなかなミステリー要素がうまく入り混じっていて面白かった。

最近は中韓ドラマの内容の濃さに慣れてしまっているので、果たしてたった10話でうまく見せてくれるのかなと半信半疑ではあった。しかし、むしろ家族、友人、仕事、警察内部の人間関係をあまり深く見せないことによって、ミステリー感が増し、犯人像が最終話近くまでなかなか浮かんでこないあたりは、逆にとても良かったといえる。

時代が変わったなぁと感心

誘拐事件というと、警察が誘拐された家に張り込んで、電話を逆探知し、身代金受け渡しについていく。。。。
というお決まりのパターンになるかと思いきや(昔のドラマ見過ぎ?笑)、まずスマホなので、あの昔ドラマでよく見た逆探知装置みたいなものは出てこない。しかも犯人の声も読み上げ機能を使っているし、時代は変わったなぁとそこだけでも勝手に感心してしまった。

さらにはゲーム内でのチャットによるやり取り、報道協定が取り交わされているにもかかわらず、ネットニュースで記者会見など、なるほど、ネットを駆使した色々な手段があるのだなと思った。って別に私が誘拐計画するわけではないが(笑)、事件のあり方、捜査の仕方、対応の仕方など、改めて時代の変化に色々と驚いた次第である。

それにニノと多部ちゃん、ちょっと前に復習で上記のドラマを観たが、こちらも成長したなぁというか、高校の同級生から、子供二人いる夫婦になって、改めて時間が経ったのを感じた次第。
ニノの父親役というのは、今までにも確か別のドラマであった気がするが、今回ほど父親姿がアピールされている作品は初めてではないか。娘を抱きしめたり、赤ちゃんをあやす姿は、今後ニノがさらに父親役という新境地に挑戦できる土台となるといいだろう。

タイトルの迷走感あり

唯一個人的に納得がいかなかったのはタイトル。もちろん家族の大切さに気づくというポイントでは良かったと思うが、確か途中何話目かで犯人が言う
「私たちはファミリーですから」
というセリフがあった。これが最終話まで観て、犯人が誰かを知ってから考えると、ちょっと腑に落ちないのであるが、私が何か見落としていたのだろうか?
もちろん華流ドラマの邦題よりは説得力はあるからいいんだけどね(笑)。

次はニノのドラマ、いつ観られるかな。
お誕生日おめでとう!ニノ💛

こちらが主題歌のUru が歌う『それを愛と呼ぶなら』♫ できればニノのソロ曲でも良かったんだけどなぁ。


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