VRChatにて

二年ほど前からVRChat（VRC）をやっています

こんなに続くとは思いませんでした

「今更ネトゲかよ」ともうこの界隈は振り切ったつもりでしたが、テクノロジーは僕の心を鷲掴みにしようと向こうから腕を伸ばして来ます

名前だけ聞いたときは「ハナホジふ～ん」でした

「もうやんねーよそんなもん」と思い２～３ヶ月後

ログインして一週間でVIVEをポチッ！一月後に届くと泥炭沼に陥りました

何遂げる事も無い世界は過度に自由であり僕らを挑発する刺激に満ちています

コントローラーで動かしていた３Dゲームキャラをトラッカーと呼ばれるセンサーで同期させると可愛い美少女もガニ股で歩く

いけない！ちゃんとつま先を揃えなきゃ！

と、脳は騙され

「うるせぇ！美少女を愛してるんじゃねえ！俺が美少女だ！！！」

崇高な感情で脳の化学反応を整えるこの行為はもはや「さとり」の域です

魂のアップデート行い

悟りのダウンロードを終えましたか？

バーチャルに必要なのは自分の体です、擬似的な感触や匂いも大事ですが

恐ろしい事に脳はそれを補正していきます

涼しい田舎の世界に行けば何故か涼しく

部屋が真冬でも火山の世界にいけば暑苦しさを感じます

悟りを開いた貴方はHMDとコントローラーで無の境地に至り

もはや禅の域に達するでしょう

フレンドと時々ですが話に熱中すると手や足をつかって居る時があります

ですがコントローラーを動かしているという意識はありません

有名人のプレゼンのように手で空間を作るアクションをしたり

「そう！それ！」などと人差し指を立てて中腰になったり

こんな事は特別ではありません、日常なのです

こちらはスポーツジムのインストラクターさんです

ジムはコロナで問題になっていましたね？

僕はVRCのスポーツクラブでガチ汗をかいて

「アヘガオダブルピース」状態でした

宗教的哲学の新単語におすすめしたいです

それではまた。