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休職されている方々へ。総務担当より

私は以前、休職職員が比較的多くいる職場にいたことがある。

私はその職場で、それらの手続きをする仕事をしていた。

その職場で休職されていた方々の理由は本当に様々で、おかげで休暇制度には詳しくなったし、こういうお金がもらえるんだな、ということも学んだ。

様々な理由で休まれている方々が手続きのために職場にいらっしゃった時や、復帰された時に、

「伊勢野さん、いろいろお手数かけてごめんなさいね。ありがとう」

と声をかけていただいたのが、けっこう嬉しかった。

こちらとしては仕事なので、誤りなく書類を回収できればOKなのだが、そもそも誰も休職しなければ発生しない事務なわけで、私の仕事は増えている。

しかもレアケースの休職だと、規則などを読んで調べたり、各所に確認したり、意外と時間を割いていたりする。

そんな時に休まれていた方から「ありがとう」と言われると、

「あ、頑張って調べてよかった!役に立ててよかった!」

と思えて、心の中でひそかにガッツポーズをしていた。

だから逆に、自分が別の部署で休職してしまった時は「あー、仕事増やしてるなぁ」と申し訳なく思った。

せめて書類だけは不備なく提出しよう、と心がけていたのを覚えている。

書類は所属長から渡されることが多いと思うが、それを揃えているのは総務の職員だったりするので、人事関係を担当している職員に「ありがとう」の一言を伝えていただけると、担当のモチベは上がりまくる。

総務は、目に見える成果があまり得られない仕事なので、職員さんからの「ありがとう」は、めっっっちゃ嬉しいのだ!


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