見出し画像

ある日のこと(たまごやき)

スタバに来ている。

いい加減、紙のカップの消費をやめたくてタンブラーを買おうとしたけど、ベンティ対応サイズはないらしい。どうしてなのスターバックス。ベンティしか頼まない民のためのタンブラーを作らずして、環境に貢献できるの?他社製ボトルを買うしかないの?それともわたしが譲歩してグランデを飲むひとになればいいの?

***

夫が言う。

去年の誕生日プレゼントの有効期限が迫ってますよ、と。忘れてなかったのね!と嬉しくなって、あれこれ言ってみる。炊飯器とオーブンレンジ新しくしたいなと。それは誕生日じゃなくても買い替えていいよと言うので(どんないい人なんだ)と感動し、ならば誕生日には、とリビングの照明の変更を提案。昨年の誕生日プレゼントとして採択されたので発注しなきゃ。今は天井にベタッとつけてぺかーっと光るシーリングライトなのだけど、夜は特に明かりが目に痛い。もっと優しく照らしてほしいのですが…。
年々、光や音の刺激に弱くなっていて、目や耳をふさぐ機会が多い。原因は子どもの存在でも加齢でもない。わたしがどんどん生き物に戻りつつあるんじゃないかと、そう思ってる。
ちなみに、昨年の30歳の誕生日、わたしは会社員を辞めて無職になって4カ月経っていた。家計に申し訳なくて誕生日に何がほしいか聞かれても、はっきりとは言えなかったのだった。晴れて今、仕事をしている身として夫に誕生日プレゼントを発注できるのだけど、本当は、無職でも病気持ちでもなんでも、お誕生日に何が欲しいか聞かれたら、これこれが欲しいですって言えるのがいいんだ。きっと。

***

noteを読んだ。

元気の出る文章を読んで、無事に元気になる。わたしは元気がすきだ。無理に元気になろうとしなくてもいい、と何度かTwitterで読んだけれど、やっぱりわたしは元気がすきだし、元気じゃないときは元気になろうとしたいのです。

***

書く と 書きたい と 書かなきゃのはざま。

ライフワークとしてひとと一緒にエッセイを書いている身としてあれなのだけど、わたし書かなさすぎなのでは、と思ったりする。自分のペースで楽に書いているつもりだけど、下書きはたまっているわけで、公開はそんなに増えてないわけで、全然自分のペースじゃないし、公開がためらわれたりしちゃうし、なんだかなぁ、である。しかし、今年もこんな様子で、のっそりする予感。
書くこと、書きたいこと、書かなきゃならんこと。簡単に心がつぶれてしまうタイプなので、書かなきゃと思えば思うほど下書きを膨らますことになる。
うっ。わしの心の弱さ…。と思うけど、もう30年もこんな調子なので、慣れている。誰かに会って美味しくランチでもしたらすぐ元気になっちゃうのもわかっている。きっとわたしは、ぐずぐずすることで決断をしようとしている、んだと思いたい。もしくはきっと、全然違うところにぐずぐずの種がある。

***

家でのんびりしたい。

子どもや夫がいるとどうしてもキッチンにたったり、掃除をしたり、なんというか落ち着かないのだ。仕事もしなきゃとか、書類も書かなきゃとか、本来のわたしってもっとボサっとしてたのに。しっかりするのは疲れる。なんせ、しっかりしようとしても、言うほどしっかりできないから仕事がそう減らない。おいわたしの脳みそ。も少ししっかりしてくれ。
ぼさっと、ぼへっとできる空間が家庭にほしい。我が家には現在、わたしの趣味や思い出に関する物、分類できてない物がたくさんある。8畳ほどの部屋をほぼ完全に物置にしてしまうほどだ。この部屋で、のんびりしたい。本を読みたいし、飲み物を飲んで天井を見上げたいし、目をつむりたい。そのためには断捨離どころじゃなく、全捨てが必要なのだ。ああ、さいたまからとんでもない荷物を持ってきてしまったな、と後悔。さいたま市はゴミ袋が無料なのだけど、福岡市は有料。ああ、ああと何度も声をもらしているけれど、わたし、負けない。あの部屋を最高ののんびり部屋にしてみせるわ見てなさい。

***

ほしいもの。

物を捨てる話をしたばかりだけど欲しい物がいくつかある。ベッドの頭部分の棚と、寝室用の読書灯と、マリメッコの布である。
我が家のベッドは、妊娠中に買ったシモンズのマットレスを直に床置きしている。すてきなシンプルライフではなく、雑なだけである。ベッドフレームがないと何が困るって、目覚し時計やメガネの置き場所がないこと。しかもベッドの頭側の壁にコンセントがあり充電機をさしているので、壁とベッドに隙間が空いて、そこにメガネや目覚し時計が落ちるのだ。鳴り響く爆音目覚し時計に手が届かないとき、肩がつるまで手を伸ばすほかないのは辛い。厚みのないスマホやメガネは、枕の下に入れられるんだけどね…。だから、棚がほしい。そして、そこに手元だけ照らせる読書灯がほしい。寝室の布団には先に子どもが寝ていて、わたしはその隣のベッドに寝るのだけど、なんとなくベッドに入ったら本が読みたいのだ。iPhoneのライトをつけて羽根布団にもぐって読書すると、始めはコソコソ感で高揚するものの、最終的に酸欠になるのでもうやめたい。決めた。わたしは無印良品で壁につける棚とライトを買う。
そして、マリメッコの布はかわいいからカーテンにしたいのだ。かわいい布ってどうしてかわいいんだろう?かわいいからかな?(ゲシュタルト崩壊)

***

そんなこんなで新年が始まっております。今年初の水族館にも行けたし、友人とこに生まれた生後24時間の新生児も抱っこしたし、数年ぶりに父にも会って、楽しかったけど最高に疲れたお正月休み。どんだけ疲れても、こうやって書いとけば、ただの笑い話になるからね。うれしいね。





サポートは3匹の猫の爪とぎか本の購入費用にします。