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うちの完璧にかわいいねこに首輪なんて

うちにいるねこ、3匹ともに首輪をつけてない。外に出すわけでもないし、必要もない。その前に、ねこはもうその姿ですばらしく完成形な気がして、首輪なんて余計に思えたから。裸のねこが好きなのよ。

でも。首輪つけちゃった。つけちゃったよ。ああ。
Catlogという首輪。家にいなくてもねこがどんな様子かスマホを見ればわかってしまうスグレモノ。

そのきっかけはねこの病気だった。先月、茶トラのきーちゃんが肺炎にかかった。1年ぶり、2回目の肺炎だった。わたしは平日外で働くようになったので、主に夫が入院と通院の対応をしてくれて、今は回復してきている。一週間の入院と検査できーちゃんもかなり疲れていた。かなり大きな出費だったこともあって、肺炎になる前に気づいて病院に連れて行きたいね、という夫の提案で、Catlogをつけることにした。

ねこに首輪なんて。ずっとそう思っていたけれど仕事中、スマホの通知で「今日はきーちゃんさんの水飲みが少し多めです」なんて言われると、帰宅したら注意して観察しようと思える。黄色い首輪にしたら身体の色に馴染んで見慣れた。トイレの下に置いて使うCatlog Boardまで買ってしまった。これで誰がどれくらい用を足したかまでわかっちゃう。すごい。すごすぎる。

ねこが確実に年をとっている。わたしの今の目標は、ねこが高齢になる前に自宅仕事に戻ること。今は大学の仕事とフリーランスを掛け持ちしているけれど、フリーランス一本になること。そしたら、いつでもねこの異変にきづけるし、もし別れのときが来てもずっと一緒にいられる。それがずっとずっと先であってほしいけれど。

ねこに首輪。あまりに見慣れすぎて、充電のために首から外したら逆に裸感があって楽しかった。そういえば実家の犬は首輪をはずすと、風呂で洗われるんですね!!??とビビって逃げていた。あのときのなんとも頼りない裸感を思い出した。

ねこに首輪。悪くないです。悪くないですよ。

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