ぴっぴかちゅう

土曜日の朝だ。8時、両脇の子どもらが目を覚ました。いつもならここから1時間はひとりで寝るとこだけど、用を足したくて起き上がることにする。冬の布団は最高に居心地がいい。しばらくひとりで横たわっていたい。けれど、どうしても夏よりトイレに行きたくなる。面倒だ。
何も悪いとこないけどハルンケアとか飲んだら膀胱がもっとのびのびして、用を足す頻度が夏と同じくらいになったりしないだろうか。しないか。

ポケモンにハマっている。今のところ、ちゃんとハマっている。

ちゃんと、というのは、わたしが非常に飽き性で、特にゲームにはハマらない人間だから。どんなに欲しくて買ったゲームでも毎日続けるのはせいぜい2週間程度だとわかってる。社会人2年目の頃、残業で1時に帰宅してクタクタなのに「とびだせ!どうぶつの森」をダウンロードして2時からプレイした。発売日にプレイした喜びはひとしおで、しかし2週間も経たずに飽きてしまった。1ヶ月後にプレイしたら「ひさしぶりですね、おかおをみないからしんぱいしてましたよ」的なことを村民に言われて、なんだか申し訳なかった。その申し訳なさで更にプレイが遠のいた。

そんなわたしでもエンディングまでプレイできたゲームが3つある。『MOTHER2』と『空の軌跡』そして『ポケットモンスター緑』だ。ストーリーもキャラクターもバラバラなゲームだけれど、なぜか全クリできたのだ。全く共通点がわからん。

今年ポケットモンスターがSwitchで発売されると知って、そしてYoutubeで動画を見て、めちゃくちゃに欲しくなった。ポケモンをつかまえて、仲間にしたいと思った。小1で買ってもらったポケモン緑は何回も殿堂入りするまでやったから、きっと今回も楽しめる。そう思った。

そして、ポケモン購入を更に後押ししたのは、双子がアマプラで見始めたアニメ『ポケットモンスターサン&ムーン」の影響が大きい。小学生の頃に見たっきりのアニメのポケモンでは、変わらずサトシとピカチュウが熱い友情を育んでいた。そして、周りの友人たちも輝いているし、ストーリーも濃い。ああ、アニメにつられてゲームに課金してしまった。わたしは見事にいい顧客になっている。後悔はない。なぜならSwitchの画面の中のポケモンがかわいいから。ぴかちゅう。君って最高にかわいい。ヌオー。君はHPが0になって倒れるときのアニメーションでほわーんと目をつむる様子がキュート。

ほろよいを飲みながら書いたから、どうだろう。誤字がありそうだ。そのままだそう。そんな夜もある。そういう企画もやっている。わたしはひっそりと、酔って書いて出してみる。

サポートは3匹の猫の爪とぎか本の購入費用にします。