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ある日のこと(なす)

わたしにはいま、問いがないのだ。

終わり。

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ビジネスパーソンの超基本である「ホウレンソウ」が大の苦手、くっそ苦手である。どこまで報告し、何を連絡し、どう相談すればいいかわからない。やり過ぎくらいでちょうどいいと言われると「やり過ぎでちょうどいいって、それは何がやり過ぎかわかる人にしか理解できねぇ…」と思っている。社会人として大いに問題ありだ。しかしもう齢30なので、少なくとも発言をするときにはなるべく簡潔に話そうと思って、結論から書いてみた。
でも、結論から話すって、仕事をする上では大事だけど。こういうときは味気ないな。やめだやめだ。わかってたけど。

問い、がないのです。問いというか、課題というか。
フリーランスになってから感じてること。それは自分の課題は自分で見つけてこないといけないってこと。当たり前だろって笑わないでおくれ。

会社員時代には「目標はたてた?」「上期の課題は?」と周囲がお膳立てしてくれて、わたしは目標を立てるのが嫌いだからそれはそれは辛かったのだけど。今は課題がないよって、嘆いてる。自分で課題を見つけて解決するって、どうやったらいいんだろう。

というのもね、アイデアの本を読んでるんだけど。

アイデアって課題があるから生かされるんであって、課題がなければただの思いつきじゃねえかと思って。
思いつきって大好きなんだけど、そして思いつきで行動するのも大好きなんだけど、今の自分には物足りないのだ。
だってそのアイデアの本の中身、生かしたいやん…。課題解決したいやん…。ソリューション…。

ちなみに今読んでるのは加藤昌治さんの『考具』。
2003年の本なのだけど、先月参加した福岡ライター交流会で紹介されていて、ピンと来て購入したの。

考えるための道具が紹介されているんだけどさ、今のわしには具体的な課題がないのじゃ…


そもそも課題ってなんだ。

か‐だい〔クワ‐〕【課題】

1 与える、または、与えられる題目や主題。「論文の課題」「課題図書」
2 解決しなければならない問題。果たすべき仕事。「公害対策は今日の大きな課題である」「緊急課題」

(コトバンクより)

ああ、そういうことか、と思ったよ今。

解決しなければならない問題ってのを、わたしが「自分の悪いところ」だと思ってるのが原因なのだ。なんでわしが悪い前提やねん、と。わし、悪くない(涙目)。

物事と人間性をしっかり分けられることがビジネスパーソンにおいてはとても大事だ。いまのわたしにはそれができない。そして、そのことは一旦放置するとして、課題がほしいわたしはどうするとよいの?

うーーん



今したいこと、気になってることがあって。でもそれが実現できないよー!ってときがある。さながら、のび太くんが「ドラえも〜〜ん!」と叫ぶときのような気持ちになるときが、あるのだ。

その実現したいけどできないことを「問題」ととらえて、どうやって実現しよっか?ってのを課題にしちゃうのはどうだろう。そのためなら本のアイデアが使えそうだ。

ただの思いつきで行動するのが大好きなのに、それを物足りないと思ってる状態自体、ちょっと変だなと思うけど。

今日はこういう自分でやってみる。今日は。

ちなみに今わたしがしたいこと、気になってることって

・休む、って結局どういうことなのか
・欲しかった物が時間経過と共に欲しくなくなることに名前をつけたい
・自分に合った貯金の方法
・人を勇気づける編集について

わかんねぇ。繋がりがねぇ。わかんねぇ…(苦しんでないから心配しないでください)

***

「ある日のこと」がタイトルのシリーズは、終わりのない、完結させない文章を大いに認めて受け入れたいと思って書き始めた。書くのは楽だけど、どうにもオチがつかなくて、でもそれが本当の姿で、むずがゆい。でも公開する。


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