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教員退職後のキャリアプランを考える①「今を捉え直す」

どうも、いせごんです。
今回から何回かに分けて、教員を辞めた後のキャリアプランについての考えを話していきます。自分自身は、高校教員を10年やり、通信教材開発会社にクリエイターとして転職して2年半勤めた後に、独立をしました。

ここまで至った経緯はこれまで語ってきましたが、どうしてそういうことになったのかも少しずつ書いていきます。

正直な話、教員を辞めた後の選択肢はなかったので、継続するしかないかなと考えていました。
例えば、非常勤講師をしながら、副業というパターンも考えてみましたが、そもそも非常勤講師は不安定かつ選択肢が少ないと考えていました。自分が高校の情報と商業しか免許がないことはもちろんですが、高校Aと高校Bを掛け持ちする可能性も、移動時間が長くなる可能性もあるわけです。それならある程度安定している公務員で希望の勤務先に勤めた方がいいのでは?と考えていました。
正直、今もこの考えはあまり変わっていません。教員免許と経験に縛られるよりも、もっと広い視野で考えた方がいいと思います。

過去に辞めようとしたけど辞めなかった方に話を聞いてみました。仕事は仕事、プライベートはプライベートで分けて考えたら公務員はかなりいいのでは?と考えたからということでした。
給与も賞与も安定しているし、部活がなければ勤務時間は8:00-17:00で、土日祝日はよほどのことがない限り休み。休日出勤でも代休は取れる。
季節を感じられるし、毎年新しい生徒と出会えて成長も見られる。
現状、うまく割り切れれば世間が言っているほどブラックではないし、高望みをしなければかなり良い職業だという話でした。

それを聞いて自分も思う存分楽しんでみようと考えました。自分で自分の仕事をうまくコントロールができるように立ち回り、情報部会に顔を出したり、レーシングカートやポケモンカード、ボードゲームなど色々とやってきました。

正直、こういう人生も悪くないなとは思いました。
仕事は仕事で職場以外の仲間がいて、趣味の世界でも仲間がいる。家庭もあるし、何かがうまくいかないときは別の何かはうまくいっているから、色々な視点で考えることができる。
これはつまり、複数のコミュニティに顔を出しているからこその効果とも言えました。
職場だけでなく、教科情報仲間、カート仲間やカード仲間、ボドゲ仲間を作ることで、どこかがうまくいかなくてもどこかはうまくいっているようになるので、精神衛生のバランスを取ることができました。
コミュニティを複数持つことは大変意義のあることだと感じていました。

もちろん嫌なこともあるけど、嫌なことばかりではない。
波乱もないけど、結構充実した人生を歩んでいると思っていました。

あの時までは…

今日はここまで!

以上、終わりっ!

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