Billboard Top100を振り返る 1980 26th Robbie Dupree 'Steal Away'
26位はRobbie Dupreeさんです。ザ・洋楽って感じですね。ウェストコーストの風に乗って、さわやかな若者たちが青春を謳歌する姿が目に浮かぶようです。日本では中村雅俊さんあたりでしょうか(全然違う)。
Robbieさんのご尊顔も改めてじっくりと見てみますと、Kenny Logginsさんをもっとヤサ男にしたような風貌ですね。線の細さが目立ちますが80年代初頭の男性ボーカリストの髭率はかなり高いんですよね。流行だったのでしょうか。
この曲はRobbieさんのデビューアルバムからの1曲目なんですが、その曲が彼の最大のヒット曲となりました。といっても1発屋ではなくて、もう一曲’Hot Rod Hearts’という曲がTop40にチャートインしてるんですが、アメリカのケーブルテレビであるVH1の80年代の一発屋特集の64位に、Steal Awayが取り上げられるという不運(幸運?)にも見舞われているとのこと。うん、やはり線が細いぞ。
この曲は確かにAORとして有名なのでしょうが、Robbieさんのルーツ音楽としてはSam Cookeさんあたりのようなので、AOR自体ルーツの一つにR&Bがありますよね。あまり詳しく分類することは野暮なのでしょうが、白人さんが、R&Bを演奏すると、こんな感じになるんだね、という事なのかもしれません。
この曲は当時でもかなりにヒットで、Grammyの新人賞にもノミネートされたようですが、Christpher Crossさんに取られてしまったとのこと。やはりなにか不幸な面を引きずった存在になってしまったのかもしれませんね。
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