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Billboard Top100を振り返る    1980 46th Brothers Johnson 'Stomp!'

ベーシストならば、そして、ファンクの世界に興味があるのならば、知っておくべき人が出てきましたね。LouisさんとGeorgeさんの兄弟仁義ですね。

個人的にもベースを弾くので彼らのことは知ってはいるものの、Heavy Metalを主食として生きてきたので、疎い分野ではあるんです。ついでに言うと、R&B、ファンク、ディスコって何が違うんだ、とも思いますが、特にファンクとディスコって違うんかいな?とも思いますが、細かい点は気にしません。ファンクと言われる音楽で、ディスコでブレイクしたものがある、というぐらいの理解です。すみません。

Slap bassの第一人者、というか創始者であるのですが、やはり疎いところもあるので、改めて調べてみますよ。そうすると、やはりすごい経歴と人脈なんですよね。ここで紹介した、Harp Albertさんや、George Bensonさんの作品にも参加しておりますし、何といっても、Michael JackosnさんのOff The Wall、Thrillerへの参加が有名でしょう(まあ、私も読み直して思い打診ですけれど)。

で、この曲もあの時代のディスコサウンドですよね。でも特筆するべきはやはり、LouisさんのSlapですね。このビデオでもソロを拝見することができますが、ベースと右腕の離れ方がすごいです。今じゃあ、こんなに離して弦を叩く人はいないですよね。ベースという弦楽器を打楽器と考えることで、こんなプレイが出てきたと思われるのが一般的なのですが、叩きすぎです。これで本当にこんなにきれいな音が出ていたんですから、びっくりですよね。できないですよ、こんなの。

Brothers Johonsonも1982年に発展的に解散し、兄弟別々の道を歩みますが、これ以降の活躍の方が有名かもしれませんね。ベーシストとしても有名になるのですが、ここで注意するべきは、ベーシストとして力量ではなく彼らのソングライターとしての実力でしょうね。優れたプレーヤーでも必ずヒットを飛ばせるわけではありません。彼らがBrothers Johnsonとして記録したヒットソングはやはり評価されるべきなんですよ。技術に走る一方のミュージシャンでは無いという評価がなされているからこそ、この後も活躍し続けるということなんでしょう。

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