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逃げるは恥だが役に立つ

姉から送られてきた記事。 
以前友達も電話で教えてくれたし、こっちでできた友達も同じことを言っていた。

私は日本へ帰国することに決めた。
今いる場所への違和感と、年内までの計画を自ら聞いたときにこのままこのお店で過ごすことは違うなと思ったからだ。
元々3月の時点で多少なりとも違和感があったが、仕事に慣れていないからかもしれない、今後何か改善されるかもしれないというほんのわずかな期待を抱いて過ごしていた。
見事にその見通しが立たないなと思い始めたのがここ最近だった。
相談していた周りの人たちには「早く帰っておいで」など何度も救いの言葉をかけてもらった。
正直次の日に飛びたいと思うくらいの日々を過ごしていたけれど、私はここに来るまでにそれなりに気持ちを整理したし、お金もかけた。
何より最後まで綺麗に挨拶して終わりたかった。
だからこそ数ヶ月の葛藤の末の決断だった。
「だからあのとき言ったじゃん」と思われるかもしれない。
でも私からすると簡単に''帰国''を決められるほど心の余裕も何もなかった。

自分で今後どうしていきたいか、決断もできないほどの精神状態になった。
第三者の意見をたっくさん求めても結局最後に決めるのは当たり前に自分だ。
キッチンに立ってオーダーが入ると自分が次に何をしたらいいか混乱するほどの脳内になったり、アボカドを切っているだけで気が付いたら涙は出るし。
感情が忙しかった。
そして人間不信になり、お店にいる誰を信じて働いたらいいか分からなくなってしまった。
不信感が募りながら働くのはとてもストレスだ。
監視カメラに怯えながら働かなければならない環境、声も拾われているのであれこれ話せない環境、まるで牢獄なのかとまで思わされた。
私、何か悪いことしたのかな?ただ働いてるだけなのに。
それくらい社員を信用していないのかと思うと悲しくなった。

とんでもない環境下で働いたけど、少しでも自分が強くなれたと信じて
日本帰国後からの転職活動を頑張ろうと決めた。
しっかりと自分の人生を歩まなくちゃ。

一年分を生きたような感覚。
これからの人生、これよりいいことがいっぱいあるといいな。
強く生きる!

人生は登山
でも眺めは最高

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