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事業ミッションに対してストーリー性がある事業展開を。新しい期が始まる前に着地が見込める

今日は、経営者としてほんの少し見える景色が変わった感覚(錯覚?)があったので書いてみます。

今日は、ジェトロのハンズオン支援という海外販路開拓のエキスパート支援が受けられるかの2次面談がありました。

3人の候補の方と面談するので、今年の業績サマリーと来期の組み立てを用意しました。

と言っても多分30分くらい。

その時、今期の見込みを事業、ブランド、チャネルでまとめ、来期も同様にどこをどう動かすかエクセルに数字を打つ。

そして、それぞれの項目に事業毎の粗利率をかけて足す。

販管費がいくらかは決算書のトレンドを見ればわかるし、どれくらいマーケティング費用を突っ込むかも上乗せして見込む。

すると、なんとまだ来期は1日も始まっていないのに来期の着地がはっきりと見えました。

もちろんブレるもんですが、事業がポートフォリオになってるので良い成績と悪い成績を差し引いても予想を超えることが多い。
※これは私がビビりなので数字の読み込みはかなり硬めに読む。

どの部門の、どの数字を上げるのか、市場性と具体的な打ち手、投資額で明確化する。

すると今期やらなきゃいけないのは、たった5つだと分かりました。

そして後は、毎月の数字なんて追わなくて良い。それは折り込み済みだからただただやるべき事に対してきっちり期限までにやり上げて狙ったところに持っていく。

その前提は、タイトルの通り事業ミッションに対し、複数の事業のストーリーが紐ついて、シナジーを起こしている状況であれば、導火線に火をつけるみたいにあとは勝手に狙った形になる。

という感覚です。

その感覚に今朝なりました。

そして、来年の着地をイメージできた時、新社屋はどうあるべきか、どこまで予算をかけるべきか、次のストーリーの展開のピースは何か、どうすればそれを実現できるか。

などさーーーーーーーって見えてきました。

まだ妄想の範囲を超えないけど。
でも想像し続けるとイメージできるようになり、後はやるだけになる。

自分たちの事業ミッションは、“一日を変える靴下”を国内外に届け、履く人の生活と靴下の在り方を変える。というものです。

それを実現する方法が取引先へのOEMだったり、NISHIGUCHI KUTSUSHITA、hakne、memeriだったりする。

エリアは国内外。
チャネルは卸、EC、店舗。

それぞれが価値を届けるシナジーが発揮すると想像してる場所に一気に行ける。

実際、いつかは自社ブランドを30%に。と言ってたのに既に40%。2年以内に50%になりそうだし、今は海外比率が全社売上の22%を5年以内行けると感じる。

このように事業ミッションに対して、意味ある事業を動かしていくととてもやり甲斐があるし、数字を詰める必要はなくやるべき定性的なことを素敵なレベルで仕上げていく。

この過程もものすごく楽しい。

毎年、決算で赤字にならないかビビる人生って何だろう?

頑張っても成果が出ず心が折れそうになった2年前を思い出す。

さぁ、今やりたいことは、あるシーンに対してスペックを突き詰めて作り上げた最高の出来の靴下を皆さんに履いてもらいたい。

履いた瞬間、どんな顔をされるのかな?

そんな事をワクワクしている。
この感覚ならあと20年はやっていける。

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