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37 韓国のローカル美味

韓国に行くと絶対に食べたいと思うものが5つくらいある。というか、日本にいても常に求めている。日本にもサムギョプサルやスンドゥブはあるけれど、ほとんど韓国でしか食べられないようなものがあるのだ。

まずチャジャンメン。チャジャンメンはジャージャー麺に近い。けれど日本の中華料理屋とかで出てくるものとは少し違う。辛さはない。甘い味噌の味で、独特の風味がある。

次にチャンポン。長崎チャンポンとは違ってスープが真っ赤。見た目の通りめちゃ辛い。それを熱々で食べるのがおすすめ。明太子くちびる必至。韓国に住んでいた小さい頃、出前をとって食べたチャンポンが忘れられない。お店によって若干味が違うので、僕は最高のチャンポンを未だに探し続けている。

続いて屋台部門。まずはおでん。韓国のおでんは基本的に一種類。魚の練り物を棒に刺したもの。プリプリモチモチした食感。スープが海鮮系の出汁で日本の和風出汁の味とは違う美味しさ。そしてやっぱりピリ辛。辛さの度合いは屋台による。韓国にはいたる所に屋台があるので(時間帯によるけど)、どこに行っても食べられる。

続いて、おやつトッポギ。日本にもあるトッポギは正統派の料理の方で、韓国の屋台にはおやつみたいな甘いトッポギがある。ちなみに「おやつトッポギ」は僕がそう呼んでいるだけで、きっと別に本当の名前がある。学校帰りによく友達と食べた。ちなみに今回食べた屋台では70円くらい。安。

最後はスンデ。今回初めて調べて知ったのだけど、これは豚の腸詰だそうです。この腸詰が、切る前は蛇みたいにトグロを巻いて蒸されているので、小さい頃から正体がわからず謎に思っていた。ソーセージの中が春雨になっているのを想像してもらえると近いと思います。これをお塩につけて食べる。レバーが一緒に付いてくる。小さい頃は嫌いだったけど、これも美味。

ということで、僕の思い出の味5品を紹介しました。

個人的に最近気づいたことがある。日本の食べ物も韓国の食べ物も好きだけど、ひとつ違いがある。それは、食欲をそそるあの赤! 赤いスープ。赤いキムチ。赤いトッポギ。僕は痩せでひょろひょろしてるので、よく「もっと食べなさい」と言われるのだけど、食べ物を全体的に赤くしてくれたらもっと食べると思う。

最後に、せーの! 唐辛子バンザイ!

気に入ってくださいましたら、ぜひお気持ちを!