プロセカ沼にハマってボカロ熱も再燃した話
私はあまり”最近のボカロ曲”を聴いたことがない。
最近のっていつぐらいの? と聞かれたら! 答えてあげるとだいたい2014年以降の楽曲である。
いやそれ全然最近じゃないが! 最近って言えるの広く見積もってもせいぜい令和以降の曲だろ!! 令和でも元年とかならもう古いと言われてもしかたない方だわ!
まぁまぁ……まずは私の言い分を聞いてやってください。
ボカロとの出会い
まず私が初めてボーカロイドを知ったのは、昔やっていた”Google Chrome”のCMだ。
小学生の頃にこのCMをテレビか何かで見て、初めてボカロという存在を知った。
ボカロを知らないどころかまだオタクですらなく、コロコロコミックを嗜むポケモンキッズだった当時の私でも、このCMを見て「なんかいいな」と思っていた気がする。
この時から初音ミクのビジュアルにもちょっと惹かれていたし、今思うと私は根っからのオタク気質だったんだなぁ~と思う。
というかこれもうすぐ11年経つってマジ……? 2011年って3DSが出た年ですよ! マリカ7とかモンハン3Gとか……!! あとこの年は大好きだったゼルダの伝説新作の発売日と私の誕生日が同じで……ゲフン。
……とはいえ、この時はまだボカロという存在を認知しただけで、本格的にボカロを聴くようになるのは数年後、確か中学二年生の頃からだ。
中学二年生の私は深夜アニメを見始めたり、ちょっとグロいマンガを読むようになったりと、着実にオタク化し始めていた時期で、WiiUのゲームパッドでニコニコ動画を見たりしていた。なんだかめっちゃキッズらしいことしてる……!!
なんなら中二でニコ厨であることを誇りにすら思っていた気がするし、「お前どこ中だよ」ってヤンキーに絡まれたら「ニコ厨です」って元気に答える妄想もしていたような気が——や、やめろッ痛い痛すぎるッ! これ以上黒歴史を掘り起こすんじゃあないッ!
ニコ厨って単語もめっちゃ久々に使ったわ!
まぁこのテンションでこの記事描いているのも若干黒歴史な気もするけど……。
(もし、これと似たようなテンションで記事を書いている人がいたら、断じてあなたのことを黒歴史扱いしているわけではないので、どうかお許しください……)
黒歴史とはッ! 自分が思っていなければ黒歴史ではないのだ——ッ!
話を戻すと、ニコ厨な中二だった私は何かのマンガのMAD動画を見たのですが、その動画で使われていたのが”悪の娘”でした。
そこで初めて聴いた”悪ノ娘”が何だか耳から離れず、あとから調べて聴いて以来ボカロにハマっていったのだ。
(ちなみに何のMAD動画を見たのかは全く覚えていないんですけど、当時ハンターハンターにハマっていましてめっちゃキルアのマネとかしてたんで多分ハンターハンターの動画だと思います)
しかし、私はあまり自分から音楽を開拓していく方ではない。
ボカロ曲も基本的に、私がボカロにハマった頃に流行っていた楽曲ばかり聴いていた。今では「ボカロ黄金期」と呼ばれている2010年前後のボカロ曲だ。
そんなわけで当時からあまり”最近のボカロ曲”を聴いてこなかった私は、2014年以降の楽曲を最近というイメージを持ったまま通り過ぎていった。
だからこそ冒頭で2014年以降の楽曲を”最近のボカロ曲”と言ったのである。
——これが私の言い分だッ!!!
……というわけで、プロセカを始めるまでは”シャルル”、”ロキ”、”命に嫌われている”など、ボカロファンじゃなくても一度は聴いたことがありそうな曲すら聴いたことがなかったほどだ。
とはいっても、一応知っている楽曲もある。
例えば、2016年に発表された”罪の名前”。
PlayStation系列でリリースされていたボカロ曲のリズムゲーム「初音ミク -Project DIVA- X」の書き下ろし楽曲で、現在は”supercell”などで活躍しているコンポーザー”ryo”さんの久しぶりのボカロ曲だった。
私もこのシリーズが好きでプレイしていたので、この曲に関してはよく覚えている。(ただ他の最近の曲はあまりやってなかった)
この頃はデレステやスクフェスなどスマホの音ゲーを遊んでいたのもあって「ボカロの音ゲーがスマホで出来たら良いのにな~!」と思っていた。
昔のオレ!! 夢、叶ったぞ!!!
実際この記事を書こうと思った理由の中に、夢が叶ったからという嬉しさも少なからずある気がする。
他にも2014年以降発表の楽曲の中で知っているボカロ曲はいくつかあるが、極端に少なくなってくる。
実は大学生になったぐらいから、だんだんボカロ曲を聴かなくなってきていた。いつも同じ楽曲ばかりを聴いて、”最近のボカロ曲”を聴いてこなかったからマンネリを感じていたのだと思う。
これに関しては、おそらく私以外にもそういう人がいるんじゃないだろうか?
前置きが長くなったが今回の記事は、そんな私がプロセカ沼にハマってしまった話についてである。
プロセカ沼にハマってしまった話
おそらくこの記事をここまで丁寧に読んでくれた人は、上で「ボカロ曲の音ゲーがスマホで出来たら良いのにな~!」「夢、叶ったぞ!!!」と書かれているのをみて、「この人はリリース初期からプレイしている人なんだろうなぁ……!」と思ったかもしれない。
だがしかし! あんなことを言ったにも関わらず! 別にこの人リリース初期からプレイしてないし、始めたのはリリースしてしばらく経った頃……1.5周年のときなのである!!
いやこれも上に書いたように、大学生の頃からボカロ曲を聴かなくなっていたのもあって、プロセカが出たときも最初はあまり興味が向かなかった。ってことなんです!!
その時は「せめてもう少し早く出してくれれば、私もちゃんとボカロ聴いてたしプレイしたのに……!」と正直思っていた。
そこからなんやかんやあって今年2022年3月、初めてプロセカに触れることになった。今まで興味を持ってなかったのに、どうして急にプロセカをインストールしたんだったか正直覚えていないけどおそらく、ふと新しくスマホの音ゲーがやりたくなったとかそんな理由だった気がします。
しかし最近のボカロ曲を聴いてこなかったために、プロセカに実装されている楽曲の8割は聞いたことがなかった。そのためこの時はまだあまりハマれずにいて、プレイする頻度も少なかった。
だがそれからおよそ2ヶ月後、同年5月、私の意識に革命が起こった。
——そう、それはなんとなく久しぶりにプロセカを開いてみたときのことだった。
「遥ちゃんイケメンすぎない?????」
——沼に落ちる音がした。メ~ルト 息がつまりそう~♪
そう、私の推しがイケメン化していたのだ……! こ、こんな顔面偏差値9999のビジュアルでぶん殴られたら女の子になっちゃううううううう!
ちょうどこのときやっていたのが遥ちゃんバナーのイベント「つなぐPainful Hope」だったのだ。
「ひくしかない」と、そう思った時にはもうすでに最初の10連ガチャを回し終わったあとだったッ!(盛りました)
でも誰だってこんな破壊力が高い推しがいたら、無意識のうちに指がガチャ画面を開いてしまうだろう……!
だから、私もそうした——ッ!
しかし気づくのが遅かった。石が足りない。もう少し早くプロセカを開いていれば、もっと石を貯める時間もあったのに……。
そこで私は、普段あまりしないようにしているリセマラを解禁した……。当然それですぐに出るほど甘くはなかったが、2~3日の格闘の末、見事遥ちゃんを引くことができたのだ……。
はあああああ遥ちゃんかっこいい!!!
かっこよすぎて直視できないよおおお!!!!
さながら、みのりのような遥限界オタクっぷりになっていた。
加えてこちらのイラストを見てもらいたい。
イケメンすぎて鼻血出そう。
てかこの、後光が差してる猫耳カチューシャ付けた女の子と、ナイフのように鋭い眼の女の子が同一人物なんだぜ……?
ほんと美麗イラストすぎるしもう神でしょ。
そしてトドメはこちらの遥ちゃん。
いやかわいすぎない???? 何この尊い生き物?????
可愛すぎてキレそう。この子が大きくなったらあんなイケメンになるんだって。
もうギャップの寒暖差が凄すぎて風邪ひくどころか死ぬわ!!! こんなん見た人等しくみのり化するわッ!!!!
そんなこんなでイケメン遥ちゃんの星4をひけたことが大きなモチベとなり、私はプロセカ沼にハマっていくことになったというわけだ。
沼にハマってから
一度ハマってしまえば、たとえ知っている曲が少なくとも楽しいと思えるものだ。そもそもどんな曲だって最初は知らない曲だし、他の音ゲーをやっていたときだって次々追加される新曲を楽しみにプレイしていたはずだ。
私はその時の気持ちを思い出して、あえてランダムで選曲してみたり、みんなでライブでも自分では選ばずおまかせにしてみたり、いろんな曲をできる機会を作ってプレイしていた。
おかげで好きな曲がいっぱい増えました!!!!!
ありがとうプロセカ……それしか言う言葉がみつからない……。
聴いたことがなかったと書いた”シャルル”、”ロキ”、”命に嫌われている”はもう何度も聴いているし、原曲があるものだけでなく、プロセカに書き下ろされた楽曲”悔やむと書いてミライ”や、今ここの文を書いているときの最新イベントの書き下ろし楽曲”Iなんです”まで、しっかりと聴いている。(そこそこ前に書いた文章だってことがバレる……!)
実は昔の私は原曲至上主義みたいなところがあって、ボカロ曲においてあまり人が歌っているものは聴いてこなかった。しかしプロセカに実装されている楽曲は、人の歌声とボカロの歌声の調和が凄くて、合わさって一体となっていて、それがもう聴き心地良すぎるんだ……。耳が気持ち良すぎて最高なんだ……。
例えば”フォニィ”は、歌うのが難しそうな曲なのにニーゴのみんな原曲に忠実な歌い方をしていて、そこにMEIKOの歌声が合わさることで、人の歌声とボカロの歌声が両方そなわり最強に聴こえる。特に奏(CV楠木ともりさん)の透き通った歌声が非常にマッチしていてとても聴き心地が良いのだ。
それからというもの、もう毎日プロセカから知った曲を聴いているし、同じ曲でもいろんな歌い手さんやVtuberの方が歌っているものを聴き漁ったりしている。
知らない曲が多かった分だけ好きになった曲が多すぎて、どれも聴いていたいのに時間が足りないくらいだ。
おかげでタイトルにも書いたようにボカロ熱も再燃し、まだプロセカに実装されていないけど以前よく聴いていたボカロ曲を聴いてみたり、なんと”最近のボカロ曲”も少しだけ漁ったりしている。成長した……!
例えば”神っぽいな”や、今はもう実装されているが”ダーリンダンス”や”ヴァンパイア”もプロセカに実装されるちょっと前から聴いていた。好きな曲がプロセカに実装されるとやっぱり嬉しい……!
「どれも一年以上前の曲ですよ」って言うのは無しで! 私にとっては”最近のボカロ曲”なんだッ!!!
ところでみなさんはプロセカで実装してほしい楽曲とかってありますか? ありますよね? きっとあると思います。
私が実装してほしいのはズバリ! カゲプロの楽曲です!!!
今となっては「カゲプロってなに?」「名前は聞いたことあるけど……」って人もいるかもしれないので、一応説明……しようと思ったんですけど、簡潔に説明するのが難しいので気になる方はこちらを閲覧ください……!!
プロセカではすでに”カゲロウデイズ”、”チルドレンレコード”、”夜咄ディセイブ”が実装されていますが、モモヒビ推しである私がカゲプロで一番好きな楽曲だった”オツキミリサイタル”がほしいんです!!! あと”ロスタイムメモリー”とか”夕景イエスタデイ”とか、メカクシティアクターズの”daze”とかもっといっぱい実装してほしいんです!!
昔はボカロの中でも特にカゲプロの曲が好きで何十回も聴いていて、CDも買ったり、もちろん書籍も読んでいたし、いろんなグッズも買っていたし、メカクシ団がジャックしていたときのアニメイトにも行ったこともあるし、とあるスマホゲーでメカクシ団って名前のギルドに入って、そこでちょっとしたなりきりみたいなことしていた程度には当時カゲプロにハマっていました。
プロセカで定期的にやっているアンケートの「実装してほしい楽曲」「コラボしてほしい作品」の欄でも毎回カゲプロを推して書いてます!!
あと余談ですが、SEGA繋がりってことで、望み薄だけどペルソナ5とコラボしてくれないかなと思っていたり……。でもプロセカ開発のカラパレさんの親会社のCraft Eggさんのガルパの方ではペルソナコラボしてたし、できるできないで言ったらできるよな?!
てかプロセカの”セカイ”とペルソナ5の”パレス”って、人の心から生み出される”イセカイ”って共通点あって面白いし、あの音楽をバーチャル・シンガーが歌うのも聴いてみたいからお願いします……!!
……世界観的に無理? そうですか……じゃあカゲプロコラボの方でお願いします!(断られる前提の大きな要求を先にして断られたあとに、本命の小さいお願いすることでこっちの要求を通りやすくさせる心理学のアレ)
レオニーとビビバスはもう歌っているので個人的には、モモジャンが”オツキミリサイタル”、ニーゴが”ロスタイムメモリー”、ワンダショが”夕景イエスタデイ”、”daze”は各ユニットのリーダーとかで歌ってくれるともう最高ですありがとうございます。
ボカロとの出会いの部分でカゲプロの話書こうと思ってたんですけど、いれる隙間がなかったので最後に書かせてもらいました!!
ここまで読んでくださりありがとうございました……! 締め方わからないので強引に締めます!!
そして次の「ワンダーランズ×ショータイムの歌に心を救われた」の記事に続きます。
実は最初この記事は「ワンダーランズ×ショータイムの歌に心を救われた ~ボカロやプロセカ沼にハマった話~」というタイトルで一本の記事に書いていて、ワンダショの歌の話をメインで書こうと思っていたんですけど、なんか思った以上にいろいろ語ってしまって、途中で「ここまで書いたはいいけど読み返すとごちゃごちゃすぎないか……?それぞれ分けて二本の記事にできるよな……?」と思って分けたという経緯があります。なので実質次の記事も含めて一本の記事なので、もしよかったらそのまま見にいってやってくれると嬉しいです!
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