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modern-times「city」

modern-times「ROOTS」
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(「city」は5曲目)
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【歌詞】
なんにもない日々を過ごしても
変わらないこの先も。
街中に一人で音楽を
繰り返し聴くように。

今までのように。
あの人のように。

わたしのままで。
あなたのままで。

関西、中華、この先の無い景色も。
見飽きる路傍の旅を。
咲き乱れ、イカれちまった絵画を
横目に通る人も。

わたしのままで。
あなたのままで。

作詞 ワタナベタカヒロ
作曲 modern-times
演奏 Vo,gt ワタナベタカヒロ
   Ba 冨川"tommy"功喬
   Dr ガテン・キノシタ



【回顧録】
この曲は確か、2018年の3月くらい?かな。上京後、吉祥寺のスタジオで「ドレスコード」「美しい庭」あたりのセッションをしたときになんとなく弾いたアルペジオから始まったセッションがきっかけでしたかね。
このときはなんかものスゴくて、全員がなにひとつものも言わずに10何分くらいただただ、セッションをし続けた覚えがあります。それで、終わった後に「いいね〜!」という具合になったので、もう少しまとめた状態で音源にしましょう。という話になった。
その後も何度か気分が乗ったらやってみる程度のセッションをいくつかやりましたが、やはり、常に10分くらいの長さになるので、どうしましょう?という感じになったときにトミーくんが出したアイディアはセッション内でやったそれぞれの楽器のパターンをとりあえず1人1人レコーディングをして、そのパターンを切り貼りして1曲にするのはどうでしょう?というものでした。なるほど。では、面白そうなので、それでいきましょう!という感じにトミーくんにおまかせをして、実際にドラムもギターもレコーディングをしたところまでいきました。しかし、その切り貼りがやってみたところあまりうまくいかなかったそうで、トミーくんはかなり苦戦していたそうです。そんな感じに頭を抱えながらうまくいかないなぁという頃にちょうど、多分、キノシタさんと一緒にいたような気がするんですけど、いつかは忘れましたが3人でセッションしたときの音源を見つけて、なんとなく聴いてみたところ、それがめちゃくちゃに良い!となって、トミーくんに相談を持ちかけたら、「めちゃくちゃ良いんだけど、やった覚えが全く無い。」ということ。しかし、渡りに舟!という具合に「もうこれでいきましょうか!」という具合に現在の音源に決まりました。それをもっとザラザラにしたようなエフェクトをかけて、めちゃくちゃ荒々しいバンドのライブ音源のようにしました。めちゃくちゃ長いけど、この感じが案外好きなんですよね。全部アドリブ、ぶっつけ感からその勢いを感じていただけたらと思います。

いつかは忘れましたがいつかの「city」セッション風景。我々は基本的に向き合うのが好きなんですよね。

あっ、あと、歌詞なんですが、結構でたらめです。歌詞を見ながら音楽を楽しんでください。という感じだったのですが…。本当にスタジオに入って、セッションして、書き殴るように書いた歌詞でしたね。音源ももしかしたら全然違うことを言っているかもしれないですね。出鱈目と書きますが、出たら目みたいな思いの向く方に歌詞を書きましたね。そんな感じ。

ある意味、今回のアルバム「ROOTS」感もあると思うんですよね。なにも考えていない。そこにあるものとかただ目の前にあるだけのものをお互いにそのまま出したような。こういうまっさらとしたような感覚を出し切ったようなセッションがある意味、バンドの根っこみたいな感覚かな?

「city」という名前もなんとなくcityで聴いてみてほしいみたいな。というような気持ちから。たくさんの人が歩いている街中でこんな音楽を聴いて、「俺、お前らとは違うからな。」みたいな感覚になっているようなそんな人を思い浮かべてちょっと笑ったりします。

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