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不安と将来と

中学生くらいの時からずっと将来に対して漠然とした不安を持っている。私の究極の目標は、ピンピンコロリで死ぬこと。かっこよく言えば、健康寿命を長くすることなので、最終的にこれが達成できれば、なんの文句もない。
しかし、残念なことに生きるにはお金が必要なのだ。自分自身で生計を立てるには、自分でお金を稼がなくてはいけないのだ。この、先行き不透明な時代にどう生きていくか。の問題に対する回答がいまだに出せていないのだ。

今のところ、勉強面で言えば、ずっと将来のために現在を消費してきた。自分が今現在やりたい事、例えば友達と遊ぶだったり、のんびりと散歩をするだったりを犠牲にして(当社比)、勉強してきた過去がある。確かに、自分がその時やりたい事、行きたいところに行くことを自分の心の変化に任せてやったこともある。前に書いたと思うけれども、高校生活はとても楽しかったし、進学してよかったと心から思っている。だけれども、私は、将来の自分のために勉強してきた。将来の自分が、学歴という面で困らないように、勉強というものがハンデにならないように勉強してきた。そのお陰で、私は、希望する大学で、希望する勉強ができるようになろうとしているし、現在を現在のために消費できる日が近いのではないかと考えている。多分、大学在学中に就職活動をする際、私が進学したい大学に進学できたとしたならば、大学名で落とされることはないと思う。友達にも、知り合いにも、進学先を話すとめっちゃすごいじゃんと言われるのは事実である。でも、不安で、不安でたまらないのだ。何が?、将来が。

ファウンデーションコースのクラス分けで、妥当なクラスに入れるだろうか。ファウンデーションコースから大学に進学できるのだろうか。大学で成績が悪くて、退学にならないだろうか。そもそも論、授業についていけるだろうか。就職に失敗しないだろうか。どこに就職すればいいのか。外資だと、クビになる危険はいつでもあるし、稼ぎはいいけど、アップorアウトの世界だし、退職金は少ない。コンサルは人気だけれども、昨今の状況を鑑みるに、そろそろ業界としての価値が問われる時代になるのではないか。現地就職をするには、ビザの問題があるし、ほとんどとれないと聞く。私が将来なりたい職業は、紆余曲折はあったけれども、小学生の時から変わっていなくて、でも、新卒でなるのは不可能だから、まずはどこかに就職しなきゃいけない。どうしよう、私。という状況と6年以上付き合ってきたのだ。

だから、どう対処すればいいのかもなんとなくわかってもいる。今できることをやることが、私にとっての最善の精神安定剤である。現に、高校を卒業してまだ1カ月もたっていないけれども、簿記とTOEICの資格を取ろうと思って、勉強を始めた。エッセイの書き方が分からないから、オンラインの学習ポータルで少しずつ勉強しているし、ちょっとしたセミナーにも参加しようと考えている。私は、不安で、心配で、石橋をたたきすぎて割ってしまって、にっちもさっちもいかなくなる人間だから、橋がなくなったときに、自分で新しい、頑丈な橋を立てられるように材料を手元に置いておきたいのだ。

明日も(もう日付的には今日だけど)簿記とTOEICとIELTSをやろうと、9月までしか働けないと話した途端、どうでもいい顔つきになったアルバイト応募先の面接官の顔を思い出しながら思った。

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