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【株式投資】ネガティブ局面がもたらしたもの【2021中間報告】

昨年、こんなことを書いた。

パンデミックによる緊急事態宣言発令直後。通常でない精神状態の中でキーボードを叩いてる様子が伝わってくる。あの時は「長くても年内の辛抱だ」なんて思ってましたが、まさか一年経っても状況はほとんど変わってないとは。本当に在宅で一日を過ごすことがむしろ当たり前になりつつあるので、パンデミック前の日常に戻ったらどうなるのでしょうか。「あー、旅行でいちいち電車や飛行機に乗るのは面倒だから休日は自宅でゴロゴロしとくか」なんていう怠惰な人間になりそうで怖い。現に仕事では本当にそうなりつつあるし。

ただパンデミックの終わりまでは娯楽に使うはずだったお金を投資資金にする、という決意は全くブレることなく愚直に守っていました。自分の保有銘柄の株価が軒並み下落してる部分に目を背けながらも「いや、このネガティブ局面は長い目で見たら、絶対に自分を助けてくれる」と信じて購入を繰り返してまいりました。

その結果がこちら。

・NISA枠の海外株式

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NISA枠では昨年の同時期に一気に値下がりしたSPYDの買付を重点的に行なったことで取得単価を大幅に下げることに成功。昨年末あたりに元の株価に戻ったことでネガティブ局面時の買付がそのまま評価益に変身した。

・iDeCo

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こちらも信じられない評価益を叩き出している。iDeCo開始から3年弱でプラス47.7%!年率に換算すると19.08%なのでこのままのペースで30年以上積み立てると10億8,932万5,627円になるというシミュレーション結果が出た。さすがにこの超ハイペースが30年以上も続くわけがないが、普通に老後資金として3,000万は見込めると思うし、何なら5,000万までは期待できる。これだったらつみたてNISAをしなくても老後資金問題は解決できてしまいますね。

という感じで、まだ現在位置でしか語ることはできないけれど、やはりあの時に歯を食いしばったことは正解だった、ということが結果に表れている。下落中に積み立て投資額を増やせば株価が戻ったときの恩恵がとても大きい、という理論を自分で経験できたことが何より素晴らしい。長期的に見れば、どんな経済ショックが起ころうが瞬間的にはかすり傷程度なんだなって。これが個別株だったらそうも言ってられないけれど、高配当ETFとインデックス投資信託の並行購入は精神的にも楽にしてくれるので、やはり自分のスタイルに合っている。

運用総額が増えてもうお腹いっぱい、と言いたいところですが、嬉しいことはまだまだ続きます。キャッシュフローにも一定の成果が得られたのです。下記画像は今年2021年の上半期で受け取った分配金です。なかなかすごいことになってます。

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合計で$559.76!日本円(¥110.66/$)にすると61,943円!

ですので、1ヶ月換算では1万円以上の分配金を受け取れています。これは携帯電話、自宅ネット回線、サブスク動画サービス(Netflixなど複数のサービスを契約中)の3点の月額合計料金とほぼ同額となります。このまま保有を続ければ死ぬまでこの3点については悩まなくていい、ということなのでだいぶ気が楽になりました。これは本当に大きいです。確実に生活の景色が変わってきてます。
まぁ私は欲張りな人間なので(笑)、このまま米国株ETFの買付を続けていき、分配金の額をどんどん増やしていって、いつの日か家賃や税金を分配金で賄える日を迎えたいと思ってます。

資産形成に関しては順調にきてますね。あとは本当にもう日常が早く戻ってくるのを待つだけです。そのためにも早くワクチンを打つ順番が回ってこないかなぁ。

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