分かりやすい人になってほしい①
君が周りから人気者と思われたいなら、分かりやすい人になりなさい。
唐突にこんなこと言われても、戸惑ってしまうかもしれない。
まずは、分かりやすい、とはどういう人のことなのか、考えていくことから始めよう。
思い浮かべてみてほしい。
目の前に、おいしいケーキが2つあったとする。
イチゴの乗っているショートケーキだ。
君の近くには、いつも甘いものを食べているアイちゃんと、どんなものが好きかまったく分からないウエオくんがいる。
ひとつは君が食べるとして、もう一つのケーキをあげるとしたら、アイちゃんとウエオくん、どちらにあげるだろうか。
ウエオくんよりは、アイちゃんにあげるんじゃないかな。
なぜウエオくんよりもアイちゃんにあげたいと思ったんだろう?
それは、ウエオくんよりもアイちゃんの好みが分かりやすかったからなんだ。
アイちゃんはいつも甘いものを食べていて、甘いものが大好きな子だ。
喜んでくれるに違いない。
ウエオくんは好きなものが分からないから、ケーキが苦手かもしれない。
「こんなもん、いらねえよ!」って言われたら傷つくよね。
怒られたり、傷つきたくはないから、分かりやすいあいちゃんに話しかけようと思えるし、ケーキをあげようって思うんだ。
裏を返すと、ウエオくんは分かりづらいから、声をかけにくい。
相手がどんな反応をするか分からないと、話しかけにくいんだ。
ケーキのたとえばなしは分かってもらえただろうか。
相手に分かってもらえると、話しかけやすくなって、ともだちになってくれる。
だから、君も、ともだちや先生、君の周りの人たちから、分かってもらいやすい人になってほしい。
次は、分かってもらいやすい人になるにはどうしたらいいか、話していくね。
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