見出し画像

外国人就労者の最新状況

日本で働く外国人労働者は約173万人


現在(令和3年)、日本で働く外国人労働者は約173万人、コロナ過にありながら平成19年に届出が義務化されて以降、最高を更新した。コロナ過で入国規制など多くの制約があるなかでも都市部を中心に外国人雇用が広がりを見せている。厚生労働省が発表する令和3年「外国人雇用状況」をベースに外国人労働者の最新状況を紹介していきます。

◆外国人労働者数は 1,727,221 人で、前年比 2,893 人増加し、平成19年に届出が義務化されて以降、最高を更新。

国籍別では、ベトナムが最も多く453,344 人 (外国人労働者数全体の26.2%)。次いで中国 397,084 人 (同23.0%)、フィリピン 191,083 人 (同11.1%)の順。

◆外国人を雇用する事業所数は 285,080 か所

前年比 17,837 か所増加し、届出の義務化以降、最高を更新。

◆産業別の割合TOPは「卸売業、小売業」で 18.5%

続いて「製造業」が 18.4%、「宿泊業、飲食サービス業」が 14.3%の順となっている。

事業規模は「30 人未満」が最多

◆事業所規模別の割合をみると、「30 人未満」規模の事業所が最も多く、事業所数全体の 61.1%を占めている。

データ出典:厚生労働省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23495.html