最新 医療介護 週間ニュースランキング(9/10~9/16)
はじめに
医療介護データ研究所の まじめな所長 です。
先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。
先週の振り返りにぜひ活用ください。
第5位 「80歳以上の女性」の31.9%が1人暮らし|2021年国民生活基礎調査 227imp
2021年国民生活基礎調査が公表されました。
国民生活基礎調査は、医療、福祉、年金、所得等の国民生活の基礎的事項を調査したものです。3年に1回の大規模調査と、毎年の簡易的な調査が行われています。
2019年に大規模調査が行われて、2020年はコロナ禍で中止となりました。2021年は簡易調査になります。
いくつか印象的な結果がありましたが、そのうちの1つが女性高齢者の1人暮らしの割合です。
65歳~69歳では、1人暮らしの割合は男性16.4%、女性14.2%で大きく変わりありません。一方で、85歳以上になると、1人暮らしの割合は、男性15.6%、女性31.9%と大幅に女性が多くなることがわかりました。
記事では、男性が早く亡くなる為、夫婦のみ世帯が、女性単身世帯に移っていくということが理由の1つとして考えられそうとしています。
その他にも、国民生活基礎調査では、収入についてや、暮らし向きについて等も確認することができます。気になる方はぜひ見てみてはいかがでしょうか。
第4位 令和4年6月の病院報告、病床利用率は改善傾向 320imp
毎月公表されている病院報告の6月版が公表されました。
引き続き、感染症病床では病床利用率が200%を超えており、コロナ禍による病床にひっ迫具合を感じます。
一般病床、療養病床の病床利用率や、外来患者数については、5月はやや低い数値でしたが、6月になり回復してきています。
第3位 要介護2以下の訪問介護・通所介護を総合事業へ移す案、慎重論が大勢 393imp
社会保障審議会の介護保険部会では、2024年度の介護保険制度改正についての議論が進んでいます。
社会保障費抑制のため、厳しい改正が行われることも予想されています。
中でも、財務省から提案されていた、要介護2以下の訪問介護・通所介護について、総合事業に移す案は、事業者にとっても影響が大きいと考えられており、今後、どのように協議されていくのか注目されていました。
記事によると、今回の会議の中では、慎重論が大勢を占めており、今後の検討議題には取り上げられなかったということです。
第2位 2021年国民生活基礎調査が公表 478imp
第5位に続き、2021年国民生活基礎調査に関するtweetでした。
ぜひ興味のある方は、以下のページから詳しく確認して見てください。
第1位 「過去の診療情報を閲覧可能な体制」を多くの医療機関等で整えよ|中医協 2,318imp
9月14日に開催された中央社会保険医療協議会に関する記事が第1位でした。
2022年10月から始まる【医療情報・システム基盤整備体制充実加算】について、以下のような見解が示されたという事です。
患者の過去の診療情報を閲覧できる体制を整えるためには、電子カルテの導入など、病院によっては大規模なシステム改修が必要になることが見込まれます。
中小規模の病院の中には、まだ紙カルテで対応しているところも一定数あるのが現状です。
そういった病院では、オンライン資格確認システムを導入するだけでは、【医療情報・システム基盤整備体制充実加算】の算定までは出来ないことが明確化されました。
これまで紙カルテだった病院も、今一度、電子カルテの導入を考えるタイミングになりそうです。
先週の注目クイズ 812imp
解答はこちら!
おわりに
今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(9/10~9/16)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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