見出し画像

最新 医療介護 週間ニュースランキング(6/4~6/10)

はじめに

医療介護データ研究所の まじめな所長 です。

先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。

先週の振り返りにぜひ活用ください。

第5位 電子カルテ価格は引き下げに向かう 262imp

医療データを標準化して、共有できるようにするための検討が進んでいます。

電子カルテにおいても同様です。

現在の電子カルテは、ベンダー間で互換性がなく、データ移行が容易ではありません。そのため、競争環境にさらされることが少なく、価格の高止まりが起きています。

医療データの標準化によって、電子カルテの価格引き下げがなされることも期待されています。

第4位 有料老人ホーム4割が値上げを検討 物価上昇で 296imp

様々な物価上昇による影響で有料老人ホームの4割が値上げを検討しているという記事です。

電気、ガス代の値上がりからはじまり、食料品や日用品もぞくぞくと値上がりしており、経営を圧迫しています。

いつまでこの状況が続くかわからない中において、値上げも検討せざるを得ない状況になっています。

一方で、有料老人ホームの供給が多い地域では、十分に利用者確保が出来ていない事例も散見されます。価格は特に集客に影響を及ぼす為、慎重な検討が必要です。

しばらくの間、経営者は頭を悩ませることになりそうです。

第3位 老衰が急増 10人に1人が天寿を全う 499imp

2021年の人口動態が公表され、日本の人口は過去最多の62万人減少したことがわかりました。

死因として、急増したのが「老衰」です。グラフを見ると、近年、老衰が急増していることがわかります。

医療技術の向上により、元気に寿命を迎える人も増えています。

超高齢化により、80~90代が増えていくため、死者数も増えていくことは避けられませんが、老衰が増えているという事はある意味、誇りに思えることなのかもしれません。

第2位 2021年人口動態統計月報年計が公開 542imp

2021年の人口動態のデータが公表されました。

出生数は過去最少の81万人です。また、出生数から死亡者数を引いた、自然増減は▲62万人となりました。

出生率の減少もさることながら、そもそも20~30代女性の数が減っており、ダブルパンチで急速に出生数が減少しています。

少なくとも20~30代女性が年々減っていくことは確実で、これから益々、出生数は減っていくと予想されます。

いまこそ、本気の子育て政策が求められています。

第1位 骨太の方針が閣議決定 「従来型保険証の原則廃止」「国民皆歯科健診」など 10,636imp

国の政策の基本骨格として位置づけられる骨太の方針が閣議決定されました。診療報酬や介護報酬改定にも影響するもので、医療介護業界の人にとっても他人事ではありません。

今回は特に「従来型保険証の原則廃止」「国民皆歯科健診」など、医療介護業界に大きく影響を与える事項も盛り込まれています。

骨太の方針に書かれた以上は、具体的な検討や実行が進められます。

今後の動向に注目です。

先週の注目クイズ 752imp

解答はこちら!

おわりに

今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(6/4~6/10)」を紹介しました!

いかがでしたでしょうか。

医療介護データ研究所では、毎月オンライン会も開催しています。今話題のトピックを講義形式で学んだり、注目のニュースやデータを解説したりしています!

医療介護業界をもっと学びたい方、大歓迎です✨
また、今なら月額100円でサークルにも参加できますので、ぜひこちらも覗いてみてください🧐

医療介護研究所では、このように業界最新情報を発信しています。これからも役立つ情報を発信していきますので、ぜひ、こちらのnoteとTwitterのフォローをよろしくお願いします!
それでは、また!


記事を読んでくださりありがとうございます。読んでいただけることが励みになります。もしサポートいただけましたら、研究活動に使わせていただきます。