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最新 医療介護 週間ニュースランキング(2/4~2/10)

はじめに

医療介護データ研究所の まじめな所長 です。

先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。

先週の振り返りにぜひ活用ください。

第5位 「ペットの飼育」は「介護費の軽減」に効果あり 849imp

東京都健康長寿医療センター研究所が、「ペットの飼育」が「介護費の軽減」に効果あるという研究結果を公表しました。

すでに先行研究で「ペット飼育が介護予防に効果がある」ことが分かっていたそうですが、さらなる研究によって、ペットを飼育している人は、飼育していない人に比べて「介護費」も低くなっているということがわかりました。

埼玉県比企郡鳩山町の460人を対象に、調査したところ、介護費はペット飼育者676円、ペット非飼育者1,420円で有意差が確認できたそうです。

なお、医療費は、ペット飼育者4万8054円、ペット非飼育者4万2260円で有意差なしという結果でした。

第4位 【締切間近】大阪府の介護職にギフトカード1万円 1,292imp

大阪府が介護職にギフトカード1万円を支給する事業を行っています。申請期間は2月15日までですので、まだ対応していない方はお急ぎください。

コロナ禍で心身の負担が大幅に増した介護・福祉の職員を支援することを目的としているそうです。

原則は、介護事業者がとりまとめて申請を行う必要がありますので、事業者の方は忘れずに対応しましょう。

ただし、やむを得ない場合は、個人申請も可能とのことですので、事業者が動いてくれない場合は、大阪府のホームページを確認の上、手続きを行いましょう。

第3位 介護サービスの収支差率、前年から0.9%悪化 1,648imp

社会保障審議会 介護給付費分科会では、介護サービスの収支に関する資料が公開されました。

全サービス平均の収支差率は3.0%で、前年に比べると0.9%悪化したとのことです。

2020年度から2021年度にかけては多くのサービスで収入が増加した一方で、給与費やその他費用がそれを上回って増加した結果、収支差率が低下する結果となりました。

今回の調査は、次回の介護報酬改定の基礎資料となります。この結果を踏まえてどのように検討を進めていくのか、引き続き注目です。

第2位 人口減少は累計▲56万9千人|人口動態月報9月 1,671imp

人口動態統計月報令和4年9月が公表されました。

1~9月の累計では人口は▲56万9千人で、前年よりも▲11万人も悪化しています。引き続き急速に人口減少が進んでいます。

Twitterでは、「鳥取県の人口が55万人だ」という意見もいただきました。1つの都道府県と同じ規模の人口が減少していると思うと、いかに55万人という規模が恐ろしいことかわかりますね。

第1位 その差に驚愕!インフル1週間で5万1,219件報告、昨年は55件 2,267imp

昨年は全く流行しなかったインフルエンザですが、今年は増えています。

1月23~29日の1週間での定点あたりの報告数は

今年:51,219件
前年:55件

で、前年の931倍となりました。

前年はコロナ禍での感染対策もあり、まったく流行らなかったインフルエンザでしたが、今年は流行しています。

理由は2つ考えられています。

1つめは、「過去2年間に渡りインフルエンザが流行らなかったことで抗体を持たない人が増えたこと」、2つめは、「コロナ禍での感染対策に緩みが出てきていること」です。

withコロナに向けて、マスクなしの議論もされている中ですが、基本的な感染対策は徹底し、引き続き、コロナもインフルエンザも予防していきたいですね。

先週の注目クイズ 809imp

解答はこちら!

おわりに

今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(2/4~2/10)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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