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最新 医療介護 週間ニュースランキング(3/5~3/11)

はじめに

医療介護データ研究所の まじめな所長 です。

先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。

先週の振り返りにぜひ活用ください。

第5位 医療業界の最新動向に関する資料が公開 1,463imp

2024年からスタートする第8次医療計画に向けての議論が始まっており、その中で、医療業界の最新動向がわかる資料が公開されました。

これまでは2025年までの高齢者の急増が大きなテーマでしたが、その先を見据えてどのような議論をしていくべきなのかがわかるような資料になっています。

医療業界の未来を見据えた内容になっていますので、ぜひ見てみてください。

第4位 新型コロナ 感染経路不明90%越えの地域も 1,475imp

新規感染者は緩やかに減ってきた新型コロナですが、感染経路のデータをみていると経路不明者が非常に多いことに驚きました。地域によっては90%越えの地域もあります。

第6波では、本当に多くの濃厚接触者が出ているため、もはやどこで感染してもおかしくない状況で、益々、感染経路がわからなくなっているのかもしれません。

行政関連の仕事をしている方からは、忙しすぎてこれまでのようにな、しっかりとした経路確認が出来ていないという実情もお聞きしました。

いずれにせよ、もうしばらく警戒していく必要がありますね。

第3位 医師会は弱体化しているのか 1,922imp

日経新聞にて、なかなか刺激的なタイトルの記事がでていました。

さまよう「医師の代表」 半数そっぽ、現場動かせず
政府に医療費の引き上げや新型コロナウイルス対策の強化などを求める日本医師会。医師の代表というイメージと裏腹に会員は医師全体の半分の約17万人にとどまる。医療現場を動かす権限があるわけでもない。コロナ下で需要の高まった往診や遠隔診療などを広げる役割を果たしたともいいがたい。政治力の源泉だった集票力も大幅に低下している。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2037Y0Q2A220C2000000/

今回、医師会の会長が変わってから初めての診療報酬改定交渉がありましたが、確かに、これまでほど、医師会会長の存在感を感じずに終わってしまった気がします。

個人的には、医師会の存在感が薄まっているのは、会長自身の問題というよりも、時代の変化によるものも大きいと思っています。

昔は大学医局も強い力を持っていましたが、少しずつその力も薄れています。

昔は力のあるものと、力のないもので情報の非対称性が大きく、集団に属していなければ、最新の情報に触れることができず、業務上も立場上も不利になることが多かったように思います。

一方で、最近は、情報伝達のスピードが上がり、個人でも最新情報にリーチできるようになっています。

集団に属するメリットが薄れ、集団の力が弱まる流れがあるように感じます。

第2位 令和4年診療報酬改定|説明資料&動画が公開 2,081imp

3月4日に診療報酬改定の詳細な情報が出てきました。また同時に、説明資料や動画も公開されています。

■診療報酬改定のまとめページ

■診療報酬改定の説明資料&動画

来年4月に向けて、現場での情報共有や検討が進められています。

第1位 データヘルス改革の検討資料が公開 3,099imp

第8回健康・医療・介護情報利活用検討会資料に関するtweetがトップでした。

健康・医療・介護情報利活用検討会では、データヘルス改革を推進することを目的に、① 健診・検診情報を本人が電子的に確認・利活用できる仕組みの在り方、② 医療等情報を本人や全国の医療機関等において確認・利活用できる仕組みの在り方、③ 電子処方箋の実現に向けた環境整備等が検討されています。

今回は、2023年1月から運用予定の電子処方箋の仕組みについて等、話し合われました。

先週の注目クイズ 666imp

解答はこちら!

おわりに

今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(3/5~3/11)」を紹介しました!

いかがでしたでしょうか。

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