医療介護 週間ニュースRANKING(11/27~12/3)
はじめに
医療介護データ研究所の まじめな所長 です。
先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。
月曜日の朝は新着ニュースが少ないので、先週の振り返りにはもってこいです!
ぜひ活用ください。
第5位 オミクロン株 国内初の感染確認 772imp
先週はオミクロン株の国内初感染が確認されました。感染力が強いということで、一層の注意が必要です。
医療機関や介護施設はようやく面会制限解除に動き出しているところですが、今後の動向によっては再考が必要かもしれません。
しばらくの間、新規感染者の状況を見守っていく必要がありますね。
第4位 インフルエンザ週間報告数 19件に留まる 772imp
毎週インフルエンザの発生状況が公報されていることをご存じでしょうか。
例年であればニュースになりますが、昨年に続き、今年も感染者数が非常に少なく、ほとんどニュースになりません。
コロナ禍の感染症対策が、インフルエンザの感染予防にも効果を発揮しています。
ちなみに、インフルエンザの発生状況はこちらのページで確認できます。
第3位 オミクロン株の特徴とは!? 820imp
オミクロン株は11月28日、国立感染症研究にて「懸念される変異株」と位置付けられ、警戒を高めています。首相の外国人の入国禁止発言も話題になりました。
まだ不明点も多いですが、変異箇所がこれまでよりも多く、感染力が強いのでは⁉と懸念されています。
これからの分析に注目です。
オミクロン株の公的情報はこちらをご参考ください。
第2位 診療報酬改定の骨子案が公開 946imp
診療報酬改定議論もいよいよ大詰めです。先週は診療報酬改定の骨子案が公開されました。4つの基本的認識と、4つの具体的方向性が示されています。
中医協で出てきた意見を踏まえて、微修正される可能性がありますが、大筋では承認される方向です。
今月12月末までには診療報酬全体の改定率も決定する見込です。
第1位 外来機能報告 取りまとめまで議論大詰め 2,002imp
来年度(2022年度)からスタートする外来機能報告に関するtweetが最も注目を集めました。
外来機能報告制度は、医療機関における外来の役割分担を促進するために、来年度からスタートする制度です。
現在、入院機能については、「病床機能報告」によって報告がされていますが、外来機能については報告制度がありません。今後は、入院機能だけでなく、外来機能についても報告がなされ、病院間で外来機能の役割分担をしていくことになります。
外来機能報告によって、患者が直接受診する「かかりつけ医」と、他医療機関から紹介された患者を中心に見る「紹介中心型病院(仮称)」を明確に分けていくことを目指しています。
次回以降の議論で、どういった病院を「かかりつけ医」とするのか、どういった病院を「紹介中心型病院(仮称)」と呼ぶのかが具体的に決まっていく見込みです。
以下の3つの基準を定めていく方向性が示されています。
■紹介中心型病院となるための基準案
・基準①
初診・再診に占める「医療資源を重点的に活用する外来」(手術前後の外来や外来化学療法など)の割合
・基準②
病院の意向(紹介中心型病院になる意向)
・目安
紹介率・逆紹介率
直接的な条件は基準①、②になりますが、同時に紹介率や逆紹介率の目安を定めることで、各病院にどのような役割を担うのかの判断の目安を提示する予定です。
先週の注目クイズ 820imp
解答はこちら!
Twitterでは、毎日、このような簡単なクイズを行っています。ぜひ、みなさんも参加してみてください。
おわりに
今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(11/27~12/3)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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