最新 医療介護 週間ニュースランキング(1/29~2/4)
はじめに
医療介護データ研究所の まじめな所長 です。
先週Twitterでシェアしたニュースの中から、たくさん見られたものをランキングとして紹介します。
先週の振り返りにぜひ活用ください。
第5位 いま注目のヤングケアラーを知ろう 978imp
いまヤングケアラーに注目が集まっており、ヤングケアラーについて知る為のシンポジウムが開催されました。
ヤングケアラーとは、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているような子どもとされています。
2022年度診療報酬改定では、入退院支援加算の対象者になることも決まりました。
ヤングケアラーについて詳しく知りたい方は、youtubeでシンポジウムの内容を見てみてはいかがでしょうか。
第4位 介護職の新処遇改善についてQ&Aが公開 1,178imp
2月から介護職の賃上げの補助金がスタートします。
介護職1人あたり9,000円程度に相当する補助金ということで、なかなかの金額になります。
介護職の採用や離職防止のためには必須の補助金になりますので、確実に申請したいですね。
2月は一時金的な対応でもよく、本格的な賃上げは4月以降でもいいようですが、いずれにせよ申請は2月中に必須のようです。
詳しくはQ&Aを確認ください。
第3位 介護人材紹介会社アンケート 「否定派」の意見が82% 2,208imp
「人材採用関連費用に関するアンケート」の結果が公表されました。
医療機関においても、介護施設においても、人材採用の話は経営に直結しており、人材紹介会社にお世話になっている組織も多いと思います。
しかし、アンケートに寄せられたコメントでは、「否定派」の意見が82%だったとしています。
業界になくてはならない事業になっているにも関わらず、否定的な意見が集まってしまうのは残念です。
否定派のコメント内訳は、「金額に対する不満」15%、「マッチングに対する不満」24% 「紹介会社の対応に対する不満」49% 「入職後の職員に対する不満」9%、「その他」3%だったとのことです。
1人あたりの紹介手数料についてもまとめられています。
ご興味のある方は、ぜひ一度ご覧ください。
第2位 WAMから病院経営状況レポートが公開 2,368imp
WAMにて毎年公表されている病院経営状況レポートが公開されました。
2020年度はやはりコロナの影響を受け、いずれの病院類型でも医業利益は大きく低下し、赤字病院割合は拡大したとしています。
自身の病院の状況と、全国的な病院の動向を比較することで、簡単な病院の健康診断も可能です。
自身の病院との比較資料としてもぜひ活用ください。
第1位 全薬学部の退学率が公表。退学率50%越えの大学も! 15,287imp
文部科学省から、全国の薬学部の退学率が公表され、注目されました。
最も退学率の高かった医療創⽣⼤学の退学率は、驚異の56.25%で、半数以上が退学していました。また卒業率は28.13%で、卒業者数が少ない現状が明らかになりました。
一方で、医療創⽣⼤学では、薬剤師の国家試験合格率が「全国平均を大きく上回り、これまでに3度、全国1位となりました。」ということをPRしています。
確かに間違ったことを伝えているわけではないのかもしれませんが、薬学部の闇を見てしまったような気がします…
もちろんすべての薬学部の退学率が高いわけではなく、北海道大学、東北大学、千葉大学、東京大学の退学率は0%で、卒業率も95%を超えています。
大学進学の際には参考にしたいデータです。
次の動きとして、薬学部では「各年次の進級者数」「国試合格率」「留年割合」をHP上で掲示することを義務化することも決まったようです。
情報開示が進み、薬学部の勢力図にも変化があるかもしれません。
先週の注目クイズ 799imp
解答はこちら!
Twitterでは、毎日、このような簡単なクイズを行っています。ぜひ、みなさんも参加してみてください。
おわりに
今日は、「医療介護 週間ニュースRANKING(1/29~2/4)」を紹介しました!
いかがでしたでしょうか。
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