光のEarth Photo〜ブッダの世界。マヤ・デヴィ寺院
ガウタマ・シッダールタ生誕の地とされる場所には、紀元前3世紀頃、アショーカ王が建造した寺院の遺跡が、綺麗に整えられた聖なる庭の中に広がっている。心のままに歩き回り、人のいない静かな木の下でしばしの休憩をとる。
マヤ・デヴィ寺院の脇には、ブッダを産んだマヤ夫人が沐浴し、産湯をとったとされるプスカリニ池があり、寺院や池の周囲では、世界中から訪れた僧が、ペットボトルで水分を補給しつつ、祈ったり瞑想したりしていた。寺院の脇に立つアショーカ王の石碑が遠くに微かに見える。
マヤ夫人が手をついた木と関係するのか、近くの大きな菩提樹は大変な賑わいで、多くの僧がここを囲んで座っていた。僕はちょうど、このちょっと前に頭を負傷して丸坊主にしていたので、全く違和感なくこの場に溶け込んでいたと思う。この記事が参加している募集
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