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8歳、えびを飼う

一昨日、娘とミナミヌマエビの水槽を立ち上げた。

3年生に上がると、「そろそろ生き物を買うのがいい」と先生が言う。娘の友だちや先輩は、イヌやネコ、ハムスターなんかを飼っている子が多い。でもうちは賃貸アパートだし、実家は「死に目に会うのがいや」な母の意向もあってペットを飼ったことがない。

そこで、手軽に始められそうな「生き物のお世話」に選んだのが、アクアリウムだ。ネットにたくさんある初心者ガイド記事と、専門店charmの品揃えとで、あっさり始められた。

オーソドックスなネオンテトラや、鮮やかなビーシュリンプもよかったけど、より手間の少ないミナミヌマエビ10匹を、20cmキューブの小型水槽で育てている。水槽は、ダイニングに置いた。水槽より届いた袋の方が大きくて、マニュアル通りの「水合わせ」ができなくて四苦八苦したけど、いまのところ元気に泳いでいる。

体長1cmぐらいしかない超小型生物のミナミヌマエビだけど、その生態はめちゃくちゃ面白い。脚があるので、底砂を走り回ったり、水草に取り付いたり、上下左右に自在に跳ね回ったりしている。小さな水槽だけど、本当に飽きない。

妻もすっかり気に入ったらしく、

面白がってる。

娘は朝起きるとえびを見に行ってライトをつけ、ひまになると水槽を眺め、「ねえ、まだ水換えしないの?」と水換えをせがみ、寝る前にライトを消す。名前をつけて呼びかける(違いがわかるのか…?)。

藻やコケを食べるミナミヌマエビには、ほぼ「餌やり」が要らないっぽいので、娘は様子観察と水換えを中心に関わることになる。先日はさっそく何も見ずにえびの落書きをしていた。

長生きするといいな。

🍻