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800年前も今も本質的にはそんな変わらないからジタバタしなくて大丈夫よ。と、そっと言ってくれる感じがする本

※タイトル(笑)

最近、よく「今は時代の変わり目だ」なんて言葉を耳にしませんか?

2025年の7月頃に何かが起こるとか。
目に見えるものに重きを置く「土(地)の時代」から、目に見えないもに重きを置く「風の時代」に本格的に変わるとか。

とにかく時代の流れがガラッと変わる。
今まで力を持っていたものが廃れ、新たな価値が生まれて、新時代に移行される。

得をすると思ってやっていたことが、損をすることになったり、
損をすると思っていたことが、得することになったり。

私は第六感が発達している訳ではありませんが、
何となく「本当に世の中の空気感が大きく動いている気がする」と昨年あたりから強く思い始めました。

2024年から、気を引き締めていかないといけない気がすると思った矢先の大地震。
相次ぐ大規模火災。事故。事件。

思っていた以上にハードな幕開けとなりました。

「元旦からこの調子だと、これからどうなるんだろう……」という漠然とした不安がむくむくと湧いてくる。

そんな時、ふと思い出した一冊があり、久しぶりにページを捲ると
「これ、今こそ読むべき本じゃない!?」と雷に打たれました。

その本の名は

『フツーに方丈記』 1,760円(税込)

著者は大原扁理さん
出版・編集は百万年書房の北尾修一さん
2022年に出版された本です。

方丈記とは皆さんご存知、平安時代〜鎌倉初期を生きた鴨長明さんが書いた「日本三大随筆」の一つです。

そんな方丈記を令和の隠居代表(笑)の大原扁理さんが現代語訳をしてくれることにより、めちゃくちゃ親しみやすくなっている本です。

大原さんの文章はスッと入ってきて、非常に読みやすい。
個人的に考え方や解釈も大変好みなのです。


今から約800年ほど前に書かれた世の中の状況が、現代のコロナウイルスや大地震とリンクしているんですよね。
それだけでなく、政治や人々の様子も。

時代は進化して大きく変わってるけど、
800年前を生きていた鴨さん(馴れなれしい笑)と私が感じてること似てる!(烏滸がましい)と思いました。

何だかめちゃくちゃ安心しました。

どれだけ時代が変わっても、いつの時代も似たようなこと言うてるなら、騒がなくてもいいや!  目の前のことを淡々と心地よく過ごそうと思えた。

いつでも世は無常で、人は必ず死ぬ。
例え、パッとした特技がなかっても、大したことない人生だったとしても、生きてるだけでいいじゃない。
居るだけで全肯定

私と同じ方向を向いて、ちょっと、ふわっとした隙間がある距離感で、そっと横にいてくれる感じがする本でした。

『フツーに方丈記』
1,760円(税込)+送料180円

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