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秋山翔吾 がんばれー!!!!!

帰ってくるらしい

GW2日目の昼下がりに何気なくTwitterを見ていたら、
野球関連のニュースがタイムランをざわつかせていた。

2019年オフに埼玉西武ライオンズから、
MLBのシンナシティ・レッズへ移籍した秋山翔吾が、
日本へ帰ってくるらしい。

そうなっちゃったか。

私は秋山翔吾にはまだアメリカで頑張ってほしかった。
日本の安打製造機がMLBで通用するところを見たかった。

秋山翔吾は今年のオープン戦で結果が出ずに、
開幕メンバーから外れて実質的な戦力外となった。
その後、マイナー降格を選ばずにフリーエージェントになっていた。

メジャーへのこだわりと納得

私としてはマイナーリーガーとしてアメリカに残り、
メジャー昇格を目指してほしいと思ってしまったが、
秋山翔吾はその選択肢は取らなかった。

マイナーへの降格を選ばなかった理由は明確にはなっていないが、
メジャーでやりたいことはやりきったということのように思える。
そんななか、マイナーで中途半端にやるよりは、
ファンが待っている日本球界復帰という道を選択したのではないだろうか。

実際、過去二年間のメジャーでの成績の成績を見てみると、
やはり物足りなさがある。

■2020
 打率.245 打点9 本塁打0 
■2021
 打率.204 打点12 本塁打0

そして今年のオープン戦では打率1割台であった。

確かにこの成績でメジャーに昇格するのはなかなかに難しいかもしれない。
年齢的にも34歳でベテランの域だ。
いつ上がれるかもわからないメジャー昇格を目指すよりは、
秋山翔吾のことを待っているファンの前で元気な姿を見せることが、
ベストな選択肢のようにも思えてきた。

どこに戻ってくるのか

実際日本に戻ってくるとして、
どのチームへ秋山翔吾は戻ってくるのだろうか。

まず一番に候補に挙がるのは古巣の西武だろう。
既に西武の渡辺久信GMは獲得オファーを出すことを明言している。
また戦力としても一番打者の固まらない西武にとってはドンピシャだ。

そのほかのチームで獲得の報道が出ているのはソフトバンクだ。
ソフトバンクは、主力として期待していた栗原陵矢が大けがの為、
今季中の復帰は絶望的な状況だ。
外野の好打者である秋山翔吾が日本に復帰するとなれば、
獲得に乗り出さない手はない。豊富な資金力もある。
2年ぶりの悲願の優勝に向けては重要なピースだ。

そして秋山翔吾の地元ということで、
獲得に動くかもしれないとされているのがDeNAだ。
秋山翔吾は横須賀市出身だ。
地元のスターである秋山翔吾が獲得できれば、
チームに勢いを付けることができる。
実際、昨年のオフには地元高校東海大相模出身の大田泰示を獲得している。
しかし、DeNAは外野については豊富にいる。
ケガで離脱しているオースティンが復帰した場合には、
外野で守る場所がない。
だが、実際のところオースティンンがいつ復帰するのかは分からない。
オースティンが復帰しても、
また誰かがケガや、不調に陥る可能性はあるので、
秋山翔吾は取れるなら取っておきたいところだ。

他にも報道は出ていない球団であっても、
秋山翔吾クラスの選手であればどの球団も欲しいはずだ。
なかでも巨人や、西武の選手をコレクションしている楽天は、
当然のように動くと思われる。

古巣西武に戻るのが誰もが納得する落としどころであるだろう。

期待できる日本復帰後の活躍

戻ってきたとして活躍できるのかが問題だ。

私は活躍できると確信している。

首位打者等のタイトルを取ることができるかは分からないが、
そのチームにとってなくてはならない選手にはなるはずだ。

これは私の希望でもあるが、根拠がある。

メジャーを経験して帰ってきた野手の多くが、
日本で活躍をしているのだ。

■MLBを経験して日本に帰ってきた野手
青木宣親
松井稼頭央
福留孝介
井口資仁
城島健司
岩村明憲
田口壮
新庄剛志
川崎宗則
西岡剛
中村紀洋
田中賢介

この記事では詳細は記載しないが、
多くの選手が日本復帰後にチームの顔ともいえる活躍をした。

秋山翔吾はベテランの域にはなっているが、
決して老け込むような年齢ではない。

試合数が少なくはなるが、
今年復帰していきなり最多安打も打つかもしれない。

来年は自身の持つ最多安打の記録を塗り替えるかもしれない。
あれ、なんだか秋山翔吾の日本復帰が楽しみになってきたぞ。

俺たちが言ってやる。がんばれって言ってやる。

ここまでいろいろ書いてきたが、私は秋山翔吾が大好きだ。

2017年のWBCでは骨折しているのにも関わらず、
それを隠して出場した。

2019年のプレミア12ではメジャー移籍調整の最中なのに、
日本代表として出場しようとしてくれた。
結果として練習試合に死球を受けて出場辞退となった。
それでも球場に来て選手を応援してくれた。

代表選は公式記録には残らないし、給料もたいして良くないらしい。
だから最近はケガをしてまで出る選手はいないし、
ケガでもないのに断っている選手もいる。

賛否両論あるだろうし、私だって秋山翔吾の行動に100%賛成はできない。
でもこんなに野球に精一杯な選手を好きにならずいられるだろうか。

みんなから愛された秋山翔吾。

日本に帰ってくるなら俺たちは全力でまた言うよ。

がんばれー--!!!!!!!!!


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