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#暮らしたい未来のまち
「まちづくり」というマジックワードへの違和感 ~僕が「大塚」で目指すべきもの~
うつをきっかけに山口不動産に入社し、訴訟や融資を巡るトラブルという修羅場を乗り越えた経験が、「主体的に生きる」意味を教えてくれ、僕を目覚めさせてくれたーー。
そんな僕の挫折や変化を、前回(6話)までで書きました。読んでくださった方は、僕の人生と大塚が、深く結びついていることを知っていただけたかと思います。
戦前より大塚に根を張る小さな不動産会社が、想いを持って大塚を変えようとしていることが、少
「先入観を裏切る」マンション経営で、大塚のまちを変える
「コンパクトなまち」大塚だからこそ、互いに顔が見える、体温を感じられるコミュニケーションが生まれる仕組みを作れるのではないか―
前回は、豊島区、そして大塚を「住むまち」として捉えた時の魅力や不動産事情についてお伝えしました。
各駅にも個性と特長があり、面白いエリアとしてこれからより注目度が上がっていくであろう豊島区。そんな豊島区の中から大塚を、「暮らしたいまち」として選んでほしい。
なぜなら
「まち」と「政治」を変える共通点は、前例を作り続けること
入居者さんと、不動産オーナーである僕たちがダイレクトにつながる。コミュニケーションを重ねることで循環が作られ、それがまちを変えていく原動力になるーー。
そんな話をした前回は、2018年に新築した賃貸マンション「ba apartment(以下、ba03)」を例に、住まいを起点にしたまちづくりについての僕の考えを書きました。
今回は、「まちを変える」ための方法について。まちづくりに正解はありません