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無責任と非責任性

コンサルは無責任だ

私も個人的に人材育成コンサル会社の営業時代によく耳にしてきましたし、今でも聞こえてくる言葉なんですが、それはコンサルの性(さが)なので当然なんだけどな~と思ってきました。

ただ個人的にちょっと言い方を変えてもいいんじゃないかと思っています。

コンサルは非責任性の生き物

コンサルティングとは「相談に乗ることとあります。

相談に乗った相手に最終的な責任はないので「無責任」という漢字もよくわかります。

ただなんかネガティブというか相手を責めているというか攻撃的に聞こえるんですよね、無責任って。

じゃあ別の言い方は?って考えたときに、無と同じ否定語を辞書で調べてみるとこんな感じ。

無:ない(一応、念のためここも)
不:否定
未:まだ
反:はんたい
非:逆

私の考察・・・

無責任:「いいよな~コンサルは外部から好き勝手言えて」(ちょっと嫌味にも聞こえる😂)
不責任:「いやいや、責任なんてないですよ~」これ一所懸命に否定してる感じ。
未責任:「まだ責任ないっすよね」
反責任:なんか硬い。
非責任:責任の逆・・・是非の非。「責任が生まれない逆の世界」あんまりネガティブな響きないし、領域が違う印象も与えるなぁ。

そこに性分とか性質を表す「性」を付けて非責任性としたらどうだろう?(勝手に)

ビジネスの場合、当事者は必ず責任と隣り合わせなので「責任が生まれない世界」から両足を出して考えることは難しいんですよね。そこはコンサルの出番!もっと俯瞰して、多方面、他業種と触れ合っている情報量やアイデアを生かして物事をとらえられますからね。

あの松下幸之助さんも「衆知を集める」ことの大切さはよくおっしゃっていたのでコンサルは使いようだと思っています。

私もコンサル営業をチームと一緒にやっていますが、「衆知」の意味で勉強を怠ったらすぐに捨てられます。いざとなったときに絶対頼られません。この危機感と緊張感は常に持っていきたいなと思っています。

無責任ではなく、非責任性の立場で。

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