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【ビジネス】Feedbackの穴

「あんぼさん、この場合はこうしたほうがいいと思いますよ」
「あのときの発言はどうかと思いました」

時に私も周囲からFeedbackをもらい、ハッとさせられる。特に愛のあるFeedbackは痛むが心に沁みる。ありがたい。
自分も無意識に人を傷つけてしまうことがあるので、Feedbackは自分からは見えない自分に気づかせてくれる。

ちなみにフィードバックとは反応、感想、意見などの意味。(以外、FBと表記)

このありがたみを感じつつ、FBをされる人、する人について考察してみた。

FBされる人


まずよくFBされる人、喜んでください。いつも気持ちのいいものではないかもしれませんが、どこか言いやすい存在になっています。イコール自分に成長する余白を残している証拠です。だって、自分は完璧だって人にFBしにくいですよね。
ときに信頼度数の低い人から言われて『ん?』と思うときもあるかもしれませんが、そういうときは言葉だけ受け取ってください。感情的な私がずっとトレーニングしていることですが、感情を抜いて言葉だけ受け止めると気持ちが振り回されなくなります。

心がまえとして、一回内容を素直に受け止めてみる。内省する。気になるようであればどこかに書いて言葉を眺める。反芻して処理する。大事なFBは自然と心の中に残ります。

FBする人

勇気を出して人のためにTake action、素晴らしいです。なかなかしたくてもできない、やらない、無関心な人もいる中、時間と労力をかけるところは尊敬です。
FBする際、一番効果的なタイミングを見極めましょう。人は忘れる生きものなので、「今その場」がBetterです。後出しは、大抵の場合危険です。
また、相手のキャパ、その時の関心度合い(相手があなたから聞きたいか)も意識しましょう。(ビジネスでは立場上言わなきゃいけないときはありますが)

基本的に相手との信頼関係がないと言葉は通らないと思ってください。そして、人のことを言う前に自分の立場、やっていることに責任がとれているかを確認してください。自分の足場が定まっていないとあなたのせっかくの言葉は刺さりません。上司や同僚、後輩との信用貯金、信頼貯金、出来ていますか?
ここが私がFBの穴と表題にした意味でもあります。FBが正義という仮面は脱ぎ捨てましょう。昨今、厳しいマネジャーが減ってきたことで私が!という人の意気込みはわかりますが、そのFBで当事者はどれだけ成長したでしょうか。FBした後のフォローも大切です。
また、私のこれから言うFBは正しいからちゃんと聴いて!これは2回目よ!という態度は周りを萎縮させます。得てして、FBの目的が相手のためではなく、私が思っていることを言いたい、伝えたいが勝っているときがあります。そこは注意しながらFBしていきましょう!

心がまえとして、普段から相手との信頼度数を意識。なるべく今その場、で。目的はお互いの成長のみ。自分のエゴは捨てる。

ビジネスのみならず、家庭でもパートナーや子供さん相手にFBをされる・する際の何かヒントになれば幸いです。

フィードバックって難しい😆

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