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理想があるから悩む

「皆さん誰しも一つは悩みがあるかと思います。」

とよくいわれますが、本気の悩みってすぐに思い浮かびますか?


悩みの構造

実は悩みというのは自分に理想がない人は生まれないそうです。

だってそうですよね。

自分になりたい理想にたどり着けないから悩むのであって、普段から「なんでもいいよ~」の人には悩みは生まれません。

理想:100メートルを10秒台で走りたい!
現実:ベストが12秒台
悩み:どうやったらこの2秒を縮められるのか。。

理想:会社の社長になりたい!
現実:今はまだIC(Individual Contributor:管理職でない一般社員)
悩み:どうやったらこの数年で社長になれるのか。

先ほど悩みが思い浮かんだ方、これに当てはめてみると構造が観えるかもしれません。


この話を高校時代のおばあちゃん先生(心理学を学ばれたカウンセラーでもあった)から教わったとき、何か衝撃的なものが走ったのを今でも覚えている(上記の例えは私がアレンジしているが)。

観えない「悩み」というものを言葉で構造的に説明できてしまう心理学って面白いなと思って勉強をし始めた。


と私の話はいいとして話を戻すと、

悩みがあること=理想があることを数年前からマネジメントに生かしている。

悩みを一回褒めること。

皆さんも知人や友人、親族から一度は悩みを相談されたことはあると思います。時にはお客様から悩みを打ち明けられることもあるでしょう(信用されている証拠です)。

その時はまず『この人はちゃんと理想がある人なんだな』と認識し、Respect(敬意)を表すること。

「すごいですね、そういうところに意識がいくところが」

「いやーなかなか自分の理想をそこまで高く設定する人いないよ」

「自分に厳しいなぁ。尊敬だわ。」

口に出すか出さないかは相手のタイプや悩みの深さ、タイミングによりますが、まず悩みを持つほど自分の理想に向き合って真剣に生きている相手のことを褒めてあげてみてください。

Respectが悩み相談の会話の入り口にいてくれると人は安心して話してくれます。

よかったら試してみてください。

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