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140字小説【パルクール、真夜中の逃亡者】

私は車を乗り捨て夜のゴーストタウンへ逃げこんだ。奴らに捕まれば命はない。壁から壁へ飛び移り、二階の窓へ飛び込んだ。階段を駆け上がる私を奴らのライトが捉える「上だ!」屋上に追い詰められた私は腹を括った。助走をつけ、隣のビルの屋上へダイブ!受け身も決まり、イメージトレーニングは終了。

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