散文【理想のコミュニティ】269文字
ぼくの思う理想のコミュニティ。それは散歩ついでに一杯ひっかけられる小さな居酒屋である。
おでんの屋台も悪くない。
そこの常連さんの一人になって、店の主人や他の常連さん、それにたまにしか来ない人たちと情報交換する。
旅行へ行くようなことがあったら、ちょっとした手土産を持参したいものだ。相手が気を使うから稀にでいい。
情報交換はついでだ。
美味しいお酒と酒のツマミになるものがあればいい。
寒い時期は燗して飲みたい。
そんな感じのゆるいコミュニティを持ちたい。
この先引っ越すとしたら、そこら辺も考慮したいものだ。
ああ、ダシのしみた煮卵と大根が食べたい。
終
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