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動画編集を「勉強する」とはどういうことか?(7/26加筆)

私のtwitterのフォロワーさんには「動画編集」をされている方々が多いため、そういう方々に向けて昨日、こんなツイートをつぶやきました。

「Adobe Premiere Pro」のスペルを間違えてしまいものすごく後悔をしているところです。恥ずかしい…。正しくは「Adobe PremiaPro」ではなく「Adobe Premiere Pro」が正解ですね。

ツイートだけを見ると、ただ質問を投げかけているだけにしか見えませんが、私が気が付いてほしいのは、なぜこんな質問をわざわざツイートしたのか?ということ。この質問の答えは、「動画編集」を仕事としていらっしゃる方々なら答えられてあたりまえ。もしわからないなら、少し勉強方法を再考してみることをお薦めします。

通常、「Aという素材とBという素材を1秒間でオーバーラップで切り替わらせる方法」を実行するなら、

※まず大前提として編集画面の表示のされかたを選択しましょう。今回は「ウィンドウ」から「ワークスペース」を選択し「すべてのパネル」を選択しておきましょう。(基本的には皆さんのお好みで)

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<編集方法その1>

1.素材Aと素材Bをパソコンに取り込みます。

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2.編集するためのタイムラインのV1(レイヤー1)に素材Aと素材Bを順番に配置します。

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3.エフェクト効果の中の「ビデオトランディション」を選択します。

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4.「ビデオトランディション」の中の「ディゾルブ」を選択し、「クロスディゾルブ」「ディゾルブ」「フィルムディゾルブ」のいずれかを選択し、素材Aと素材Bの境目に配置します。エフェクト効果の尺はプリセットの状態で1秒間なので、触らなくて大丈夫です。

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完成品がコチラ!

この一連が通常の形ですね。

そしてもう一つ、この「ディゾルブ」の「クロスディゾルブ」「ディゾルブ」「フィルムディゾルブ」のいずれかを選択し編集する方法があります。それがコチラ!

<編集方法その2>

1.素材Aと素材Bをパソコンに取り込みます。

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2.編集するためのタイムラインのV1(レイヤー1)に素材A、V2(レイヤー2)に素材Bを配置します。

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3.V2(レイヤー2)の素材Bをオーバーラップの1秒間の半分、15フレーム分、前に移動させます。

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4.V2(レイヤー2)の素材Bの一番最初の部分に「クロスディゾルブ」「ディゾルブ」「フィルムディゾルブ」のいずれかを配置します。

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完成品がコチラ!

上記の完成品と比べても全く同じですよね。

しかしここで編集方法に1つ条件を付けます。「ただしビデオトランディションの計7種は使ってはいけません」。「上記のエフェクト効果を使わずにオーバーラップしろ」ということですね。さあ、動画編集に携わる皆さんにはお分かりになるでしょうか?

<編集方法その3>

1.素材Aと素材Bをパソコンに取り込みます。

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