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動画編集を「勉強する」とはどういうことか?(7/26加筆)
私のtwitterのフォロワーさんには「動画編集」をされている方々が多いため、そういう方々に向けて昨日、こんなツイートをつぶやきました。
動画編集を「勉強する」とはこういうことです
— TETSU【映像制作動画編集30年】 (@mediaplaning) July 23, 2021
Adobe PremiaProで
Aという素材とBという素材を
1秒間でオーバーラップで切り替わらせる
方法を答えなさい
ただし
ビデオトランディションの計7種は
使ってはいけません
さあ!できますか?#映像制作#動画編集
「Adobe Premiere Pro」のスペルを間違えてしまいものすごく後悔をしているところです。恥ずかしい…。正しくは「Adobe PremiaPro」ではなく「Adobe Premiere Pro」が正解ですね。
ツイートだけを見ると、ただ質問を投げかけているだけにしか見えませんが、私が気が付いてほしいのは、なぜこんな質問をわざわざツイートしたのか?ということ。この質問の答えは、「動画編集」を仕事としていらっしゃる方々なら答えられてあたりまえ。もしわからないなら、少し勉強方法を再考してみることをお薦めします。
通常、「Aという素材とBという素材を1秒間でオーバーラップで切り替わらせる方法」を実行するなら、
※まず大前提として編集画面の表示のされかたを選択しましょう。今回は「ウィンドウ」から「ワークスペース」を選択し「すべてのパネル」を選択しておきましょう。(基本的には皆さんのお好みで)
<編集方法その1>
1.素材Aと素材Bをパソコンに取り込みます。
2.編集するためのタイムラインのV1(レイヤー1)に素材Aと素材Bを順番に配置します。
3.エフェクト効果の中の「ビデオトランディション」を選択します。
4.「ビデオトランディション」の中の「ディゾルブ」を選択し、「クロスディゾルブ」「ディゾルブ」「フィルムディゾルブ」のいずれかを選択し、素材Aと素材Bの境目に配置します。エフェクト効果の尺はプリセットの状態で1秒間なので、触らなくて大丈夫です。
完成品がコチラ!
この一連が通常の形ですね。
そしてもう一つ、この「ディゾルブ」の「クロスディゾルブ」「ディゾルブ」「フィルムディゾルブ」のいずれかを選択し編集する方法があります。それがコチラ!
<編集方法その2>
1.素材Aと素材Bをパソコンに取り込みます。
2.編集するためのタイムラインのV1(レイヤー1)に素材A、V2(レイヤー2)に素材Bを配置します。
3.V2(レイヤー2)の素材Bをオーバーラップの1秒間の半分、15フレーム分、前に移動させます。
4.V2(レイヤー2)の素材Bの一番最初の部分に「クロスディゾルブ」「ディゾルブ」「フィルムディゾルブ」のいずれかを配置します。
完成品がコチラ!
上記の完成品と比べても全く同じですよね。
しかしここで編集方法に1つ条件を付けます。「ただしビデオトランディションの計7種は使ってはいけません」。「上記のエフェクト効果を使わずにオーバーラップしろ」ということですね。さあ、動画編集に携わる皆さんにはお分かりになるでしょうか?
<編集方法その3>
1.素材Aと素材Bをパソコンに取り込みます。
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読んでくださりありがとうございます。サポートいただいたものは映像動画コンテンツ制作費用として大事に使わせていただくと共に、昨年の心臓手術、今年の難病発覚と病院代もかさんでいるので、その足しにさせてください。