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耳の中で蝉が鳴く

耳の中で蝉がジージーと鳴いています。一日中ではないけれど、一昨日あたりから頻繁にジージーと。

私は聴覚過敏なので、わずかに聞こえる小さな音とかにも、ものすごく敏感に感じてしまうので、正直こういうのはかなりツライし、仕事の関係で映像と音を扱うので、耳になにか問題が発生すると、超絶的に仕事に影響が出てしまいます。このままではいかんと昨日、耳鼻科に行ってまいりました。

noteには書き忘れていたけれど、この夏に引っ越しをしまして、この土地での初めましてな耳鼻科。いくつか探し当て、GoogleMapsの皆さんのコメントなどを参考に、歩いて10分の耳鼻科に行くことに。

私はもともと耳が悪いわけではなかったのですが、仕事がら大音量の現場が多く、その影響で右耳が難聴ぎみとなり、右耳だけでは音が鳴っているのは問題なくわかるけど、しゃべっている会話などがかなり判別しにくい状態となっていて、おそらく大音量による振動で、耳の中の骨が損傷したのでしょう。なので、その影響で今回の症状が出たのだとしたら、もしかしたら今後、症状が進んでいってしまうのではないか?という心配もありました。

行った先の耳鼻科は、GoogleMapsのコメント欄でもかなり評判が良く、足を踏み入れるとけっこうな患者数。本当に大人気のようです。

最初に先生の診断があり、その後防音室に入り、音の周波数ごとに聴こえるかどうかのテスト。これは職業がらかなり興味深かったですね。音というのは波のような信号で伝わるのですが、波が緩やかなら低い音、細かい波は高い音となります。この波をめっちゃくちゃ細かい振動にすると、皆さんも聞いたことのある「超音波」となります。「超音波」というのは、「すっげー細かい波で構成された音」です。皆さんもすっごい高い声を極めれば、口から超音波を出せるかもしれません。ww

耳の中のマッサージも興味深かったんですよね。聴診器みたいなのを両方の耳の穴に入れて、低音の「ドッドッドッドッ」という、まるで高血圧の方の心拍数のような音をしばらく聴くことに。この低音の「ドッドッドッドッ」が、振動となって鼓膜の奥まで震わせるのでしょう。

こういったさまざまなテストを行った後に、先生から言われたのは、

老化による耳鳴りですね

まじかー!たしかにもう55歳だけれども。普通にオッサンだけれども。こうなると治すとかそういう問題ではなくなってきました。自分に合った症状の抑え方を探してゆくしかないということになり、錠剤やら漢方やら、いろいろ戴いてくることになりました。

これで耳鼻科では耳鳴り、心臓のクリニック、皮膚科では指定難病42番の血管炎と、3つの病院に通わなくてはいけなくなりました。あー、歯医者にも行きたいんだけどなー…どうしよ…

なんだかもう、病気やら老化現象やらと、いろいろと壊れてゆきますねぇ。

窓の外ではもう蝉の声も聞こえなくなってきましたが、私の耳の中ではまだジージーと鳴いております。お昼ごはんの前の漢方薬飲みましょうかね。

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