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病に翻弄された128日<11>閉じた扉の中

【マガジン「病に翻弄された128日」を始めたきっかけ】

ずいぶんとお久しぶりになってしまったこのシリーズ。前回の更新から1ヶ月近くあいてしまいましたね。

もともとこの「病に翻弄された128日」マガジンの連載を始めようと思ったのは、私が連載している別のマガジン「ぶるきちゃライブ・その軌跡」がきっかけなんです。

ここで取り上げている「ぶるきちゃライブ」というのは、正式名称「The Shadow's TV 公開録画番外篇 ぶるぶるきちゃうっ!!!」と言って、私が当時制作していた音楽番組「The Shadow's TV」(以下カゲテレ)の中の、年に一度の番外篇イベントだったんですね。「地元を中心に活動をしているインディーズ・アマチュアのミュージシャン達に、テレビというメディアで発表する場を与え、思う存分メディアで遊んでもらおう楽しんでもらおう、そしてメジャーデビューのきっかけにしてもらおう」がコンセプトだった「カゲテレ」、その中の名物イベントになった「ぶるきちゃライブ」。「健聴者がろう(聴覚障がい)者に対してナニかをしてあげる、ろう者が健聴者に対してろうの理解を深めてもらう…というものではなく、耳が聴こえる聴こえないという壁を無くし、ただ単純に同じ場所で同じ立場で音楽を楽しむ」というものでした。

それらを10年以上続けてきて、大きな壁となってしまったのがこのマガジンでも語っている「病」。前回の「病に翻弄された128日<10>閉じた扉」でも語ったように、2014年3月に「カゲテレ」も「ぶるきちゃライブ」も打ち切りとなってしまいました。

マガジン「ぶるきちゃライブ・その軌跡」を連載するにあたり、当然最後にはこの「病」についての説明や経緯が必要となってくるわけですが、約半年間の戦いとなったこの「病」。マガジン「ぶるきちゃライブ・その軌跡」の中で語るにはちょっと無理があるな…と。

そこで急遽、マガジン「ぶるきちゃライブ・その軌跡」と平行してこの「病に翻弄された128日」の連載を開始しました。ようやく内容が追いついたので、今回更新となりました。

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鉄の扉を開けてみた

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読んでくださりありがとうございます。サポートいただいたものは映像動画コンテンツ制作費用として大事に使わせていただくと共に、昨年の心臓手術、今年の難病発覚と病院代もかさんでいるので、その足しにさせてください。