見出し画像

#3 ほっこり、秋の訪れ。

最近、毎日の靴下を選ぶのが楽しい。
深みのある色や温かみのある素材、洋服に合わせてどれにしようかな、と悩む。
少しずつ、足元からお洒落を愉しめる季節がやってきた。

食卓にならぶうつわも一緒だ。
ファッションと同じように色味や素材を組み合わせて、愉しみながら食卓をコーディネートしていく。
秋になると、土ものの温かみが感じられるうつわや、赤みや黄みがかった色のうつわが食卓によく似合う。

温もりのある手書き模様のスリップウェア達はいつでもすぐに手が届く場所にスタンバイ。

こちらは先日お迎えした、信楽の陶芸作家 中川雅佳さんのコルクシリーズ 六角鉢(写真右)と片口(写真中央)。
本物のコルクのようなざらっとした質感がお気に入りで、これからの季節にもぴったりな風合い。

こうしてこれから活躍しそうなうつわを選びながら、我が家では日々着々とうつわも衣替え。
土鍋や蒸籠もそろそろ出番かしら。

そして、うつわと共に愉しむ秋の味覚。

この時期しか手に入らない、生の落花生。

ぎっしりと中身の詰まった大粒の落花生をじっくりと時間をかけて塩茹でする。
茹でたての落花生は、まるで蒸かしたてのお芋のようにホックホクで、思わず手が止まらない。
ビールが進んでしまうような、すこしだけ濃いめの塩梅が好き。
たくさん手に入ったら、贅沢にピーナッツバターも作ってみたい。

甘い甘いさつまいもでカリカリの大学芋や、柿のクリームチーズ和えもいいなあ。
まだまだ愉しみたい秋の味覚はたくさん。

窓から入る心地良い秋風に吹かれながら、すやすやと寝息を立てている夫の横でパラパラと料理雑誌をめくる。
おいしい妄想は膨らむばかり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?