【読書記録】夜市(よいち)
Irokaです。
連日の猛暑で、ちょっとでも涼しい気持ちになりたい。。
と久しぶりにホラー系小説を手に取りました。
私、怖いお話が大の苦手なんです。
夏によくテレビで放送される心霊映像とかみた日には
もうトイレもお風呂も怖い怖い。ひとりにしないで。
小説の中でもとりわけホラーに分類される本は
あまり読んでこなかったんですけど、表紙の美しさと
日本ホラー小説大賞受賞作、という肩書きに惹かれ読みました。
結論、とってもよかった。。。美しかった。。。。
夜市/恒川光太郎さん著
読書記録
個人的感想
読書時間:4〜5時間(2日に分けて読了)
読みやすさ:★★★★☆
個人的感想:
「夜市」と「風の古道」の2部構成。
ふたつは明確には繋がっていないけど、不気味で、不思議で、
それでいてとても幻想的な情景を想像させる。
夜市
望むものが何でも手に入ると言われる夜市。
だけど、誰でも好きに来れて、帰れるような場所でもない。
売り買いされているものも、普通じゃない。
「普通の人間」の裕司といずみが入り込んだその夜市での、一晩のお話。
風の古道
7歳の少年が父親と花見ではぐれ、偶然入り込んでしまった
いつもとちがう未舗装の道路。
数年後、成長した彼とその友達カズキが、ほんの小さな綻びから
再び迷い込んだその道で起きる出会いと別れの物語。
いや、かなり面白かった。。。
時間が許すのなら一晩で読み進めたかったくらい。
ホラーって、ひんやりとした後味悪い感じを想像していました。
けどそういった恐怖感に終始することなく、
美しい情景への没入感と、愛とか友情とかに形容される暖かさも感じる一冊でした。
小説普段読まない私でもグッと入り込めたので
同じようにあまり小説読まないよ〜〜という方にも本当におすすめ。
以上、今日も1つ心が豊かになった気がします。
お読みいただき、ありがとうございました。
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Iroka.
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