キミノベルの結果出たよ

ポプラキミノベルの結果が出た。箸にも棒にもかからず。残念。

とはいえ、自分なりの原因は色々思い当たってる。そもそも文字数制限に引っかかってた気がする。いけるかな？　と思ってたけど、文字数が足りてない。あと3000文字くらいは必要だったと思う。だいぶ足りてなかったな。

そして、主人公が活躍する場面が少なすぎた。というか、主人公ほぼ活躍してない。もっと華を持たせなきゃいけないのはわかるんだけど、どうしてもその流れにならない…自分の中で物語の序章すぎて、それが多分いけないんだと思うんだけど、主人公が成長する姿がせめて必要だったかなぁ。あと、トランスジェンダーの登場人物がいたんだけど、一応設定上必要があってそうしてるんだけど、ちょっと取り入れが難しかったかも。生理のこともストーリー上必要で盛り込んでるし、小学生もそれくらいは知っておくべきと思って入れたんだけど、賞にはそぐわなかったかも。そして、それを入れるなら、もっと内面の変化や受容に関して文字数を多く割くべきだったよな。サラッと流しすぎて、必要だったか？　みたいになったかも。

あと、主人公の最初の目的が達成されなかった。これ、めちゃくちゃ忘れてた。シリーズにするつもりだったから書かなかったんだけど、それにしても目的が何だったのかは早期に明かして明記すべきだった……！

文章も硬かった気がするし、漢字ももっと減らして一文も短くする必要があったかも。児童文庫難しい。

ただ、反省点ばかりではなくて、前回別の賞に出した作品よりも読者の反応をもらえていて、ちょっとは面白くなったのかな？　という成長の兆しも見えた。とくに最初の１ページの反応をいくつもしてもらって、少なくとも導入はワクワクしてもらえたみたい。構成をもっと学ばなければいけなさそう。

できるならこの作品をテコ入れして書き直したいんだけど、今の作品を直すより新しい作品をイチから書き始める方が力がつくというのが通説みたいだから、別の作品を考えようかな。というか筆が止まっている作品もちゃんと書き上げるべき。一度書いた作品は、のちのストックに取っておけという言葉を信じて、大事に取っておく。

そして、自分が応募すべき賞の傾向とかを考えるべきかも。エンタメ系の賞で、児童文庫は一旦あきらめて、メフィストとか狙ってみようかな。賞に関してはもっと勉強しないとわかんないわ。

以上、結果と考察でした。