ETV特集「九段 羽生善治 ～"AI世代"との激闘の軌跡～」
はAIを利用した研究の中ですでにAIから学ぶ限界に突き当たり始めた先端の特集。
羽生永世七冠に大局観で劣る豊島二冠は中盤の力をAIから吸収しようとしたが、途中であきらめたらしい。
結局人が指すのだから人が向上しないと駄目なんですよね。精進して大局観を得る正攻法でしか結局羽生九段は倒せないのでしょう。短期的には上手くいく瞬間があるかもしれないですけどね。
AIとの対照として「大局観」という言葉がたくさん使われた本特集。
羽生九段の強さを経験からの大局観という風に番組ではまとめていますけど、羽生九段が中盤が強いのは昔からで必ずしも経験には依らない。それはセンスとも才能ともいうべきもの（もっとAIに即して具体的に言えば、情報の貯えられ方と取り出され方の質が違う。）なんですけどそうなると絶望感が強いのでちょっと経験という言葉に逃げているかなという感じはしましたね。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？