悪いところを探すのはやめよう✽.｡.:*・ﾟ

「言われたことだけする人、自分で考えられない人ってどうしたら変わるんだろう？」むすめが彼のことで悩んでいました。

ある日、むすめは彼氏くんに言いました「ヨーグルト１つしかないから食べないで」

翌朝、彼氏くんは食欲がないのでお茶漬けを食べることにしました。でもお茶漬けものどをとおらずぽろぽろ泣いていたといいます。ヨーグルトなら食べられるのに・・・彼氏くんは言われたことに忠実でした。

むすめは言いました。「食欲なかったらヨーグルト食べたらいいのに・・・私の言うとおりにすることないよ。自分で考えて。」むすめは指示どおりにしか動けない彼氏くんを心配していました。

それには理由がありました。

上司からの圧力

彼氏くんの上司はとてもできる人です。彼氏くんはその上司についていける即戦力。上司にずっとどなられているというのです。「自分で考えろ！！」と・・・

彼氏くんはどなられ続け、委縮して、自分で考えて動くことができなくなっているのかもしれません。

むすめも、彼氏くん自身も、指示どおりにしか動けない自分に悩んでいました。

心配するあまり悪いとこ探しをしてしまう

むすめは心配していました。

どなってばかりの上司はちょっとどうかと思う。でもたしかに彼は指示どおりにしか動けないところがある。

「そういうのってどうしたら自分で気づいて考えられるようになるんだろう？」むすめはわたしに聞いてきました。

わたしは言いました。「彼氏くんっていいところいっぱいあるよね。やさしいし、パソコンくわしかったり、デザインできたり、動画編集かっこよくできたり・・・能力もいっぱいある。それなのに、なんでみんないいところは見ないんだろうね。」「それに自分でここをなおそうって思えたらそれだけで少しずつなおるよ。大丈夫。なんにも問題はない。」

わたしの言葉を聞いた彼氏くんは泣いて泣いて、次の日、会社ではなく病院に行ったといいます。

わたしたちはどうして問題や原因のほうをすぐに考えてしまうんでしょう？自分のなにがわるいんだろう。彼のなにがわるいんだろう。って。

心配するあまり問題を解決しようとして、よくなろうとして、考えるんだと思います。でも、もっともっとよく考えると、それはわるいところなの？彼氏くんはわるいの？

組織のワク、まわりの常識や感情にふりまわされて、よい芽がつみとられていくように…わたしにはみえました。

悪いとこ探しはやめようよ

自分だけでも、周りの人だけでも、家族だけでも、よいところをみて「こんないいところがある」「よくがんばってる」「そのままでいいよ」って傷ついた気持ちをだきしめてあげてほしいです。

そんな家族がいっぱいふえて、会社でも学校でもおたがいをみとめあって、み～んながいごこちいい空間がちょっとずつふえていったらいいなぁって思います✽.｡.:*・ﾟ