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[詩] NO

NOと言う時

宇宙と世界全部にいうつもりで
大きく
はっきり
言うようになった

そっと言っても
遠回しに言っても
他の言葉を使っても
結局
「やだ」に変わりはない

存在しない
別の言葉

(それでも
嫌われたくない私は
いまだにいて
恐怖を感じたりする)

NOの放つ
エコー

私は
そこに参加しない
の宣言

他の人間が
変わってすることはできない

深く
広がっていく

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