うつ病になれる三か条?はあ?
インスタの検索欄で出てきた投稿の最初の1枚にはこう書いてあった。
「うつ病になれる三か条」
内容は、うつはこの三か条に当てはまらなければなれない病気だから、うつ病になってしまった人ではなく、うつ病になれる人たちと思おうよ的なやつだった。(本当はもっと長いのとわかりやすい)
これを見た私の感想は、「はあ?」である。
なりたくてなったわけじゃねぇし、選ばれた人だと、得られるものもあると言うけれど、好きでこんな道来たわけじゃねぇ。ガンを患った人だって、風邪を患った人だって、好き好んでなったわけじゃない。それと一緒だ。なにが選ばれた人だ。くっそ!
たぶんこの投稿をした人はそんな気持ちで書いたわけじゃないと思うし、実際にうつを患っている人かもしれない。でも、私から見たら「ふざけてんじゃねぇよ」って感情しか起こらなかった。
いろんな見方があるのもわかるけど、どの病気もなりたくてなったわけじゃないし、なった人にしか気持ちはわかんない。得られるものももちろんあった。それとは逆に失ったものも多くあった。うつ病になんてなりたくなかった。だって、だって、まだ隠して生きなきゃいけない世の中で、薬の副作用もあって、しんどくて、キャリアには傷もついたし、3年かかってまだ完治してないし、再度落ち込んだりや発作がきたらどうしようって不安だし…。なってよかったなんて、今はとても思えない。
けどこんな風に怒ることに体力を使えるようになったんだからまだいいってことにしよう。