誰にでも、ゲームのように没頭できる自分の人生の楽しみ方がある!/千佳さんとRe:mon 2年目の軌跡
2024年3月。千佳さんが創設したコーチングサービス【Re:mon(レモン)】が2周年を迎えました。
「苦しいは面白いに変えられる。そんな人を増やしたい」ライフコーチとして走り始めた当初からあるその想いを、より深く、確信づけてきた2年間。事業としても、人としても大きく成長することになったRe:monの2年目の軌跡を伺いました。
もどかしさも抱えていたRe:mon 1年目
━━「憧れの革靴を履くような1年だった」去年、ライフコーチとして自分の弱さと向き合い、葛藤しながらも「いいぞいいぞ!この調子!」と2年目のスタートを切ったRe:mon。この1年はいかがでしたか?
1年目ともまた全然違って、ゲームに没頭するような毎日でしたね!クライアントさんとも自分の人生とももっと深く向き合い続けてきたし、"事業として"Re:monと向き合った年でもありました。
今振り返ると、1年目は「コーチング始めてみたんだけど、よかったらしてみない?」というスタンスだったと思うんです。コーチングの良さを伝えることに必死で、とにかく手に届きやすい価格の【安さ】が正義という感じ。
セッションもSNS発信も【優しい人】って思われたい自分がいて、本音や想いを伝えれなかった。人生と向き合うことよりも、見られ方を気にする自分がいたんですよね。
だからか、クライアントさんも上手く自分で舵を取りきれていないんじゃないかなって感覚があったんです。
本気でその人のことを考えるからこそ、背中を押すような、どうしても”強さ”が必要な時だってある。「向き合うことがしんどいから」って逃げても、結局またすぐに形や状況を変えて課題がやってくる。だからこそ「今、その苦しさを一緒に乗り越えようよ!」って言える強さが必要だった。
でも、当時は「評価されていない自分はダメだ」とか「まだ実績もない私が、こういう発言をしても良いんだろうか」とか、クライアントさんに対しての入り込み方も躊躇があったんです。
相手がもっと本気になれるはずなのになりきれないのは、自分の未熟さからだなって……。経済的にもコーチング一本で独立できてない状況に”この状態を続けることが、本当に望んでいたこと?”って、何かを変えたいと思い始めたのが2022年の年末でした。
コーチングは変わらず届けたい。届け続けたるために事業として見直すと決めてから、起業当初からブロックがあった「経営」と「お金」に対して向き合うことに決めたんです。
届け続けるために、事業として向き合う
━━そこで門をたたいた先が、北原さんだったんですね?
そうです。北原さんのことを知ってから1年間、YouTubeやインスタを見て追いかけて、“この人こそ、人と、事業と、人生と徹底的に向き合う続けている人“だと思ったんですよね。
「北原さんの元で1からちゃんと学びたい。3年事業と向き合って、何も変わらなかったら潔く諦めよう」それくらいの覚悟で『精神と時の部屋』に入会しました。
何度も、北原さんの正面から向き合う姿勢に圧倒されましたし、事業を通して、人としての在り方や姿勢を学んだ時間でした。
ここで、私自身が”苦しい”を何度も乗り越えた実体験を重ねたからこそ、”人生を本当の意味で豊かにしていくためには、優しい言葉だけでサポートしてもダメなんだ”って腹落ちすることができたんです。
━━乗り越えたら、変わる。その信じてきたものが確信に変わる体験を、千佳さん自身が体感し続けてきたんですね?
そうですね。この経験を通して、成長する時に起こる“痛み“とも一緒に向き合う人になりたいと思ったし、自分はそうなれる!と思った時に、他人からどう見られるかはどうでもよくなったというか。そこからですね、クライアントさんとの向き合い度合いが変わったのは。
━━その過程には、しんどいと思うことはなかったんですか?
うーん……。大変だなと思ったことはあったけど、それよりも「なんでさっさと向き合わなかったんだろう!?」って、逃げてた方がしんどかったなと思うくらい、その時間がすごく楽しかったんですよね(笑)それができたのもやっぱり、認めたくない「内側にいる本当の自分」と向き合い続けたからだなって。
━━認めたくない自分を見つけた瞬間って、「うわ!恥ずかしい!」とか、目をそむけたくなりそう……!
ね!これが人間らしさってことですか🫠!?とかね(笑)でも人間だもの、あるよねって。そういう自分の弱さも受け入れ続けたから、本当の意味で「ありのままでいい」とか「自分はこのままでもめっちゃ素敵になっていける」と信じれるようになっていったんです。
自分が分かっているから大丈夫っていう、自分との信頼関係が構築されていったこの経験があるから、課題と向き合うことが大事だと改めて本気で伝えていけるようになったし、クライアントさんのどんな一面を見ても動じなくなったというか。
━━自分のことを心の底から信じ切って走れるようになった。そんな感覚の年だったんですね?
もう、大解放!って感じでした!そのプロセスは、「やっぱりそうじゃん!😲✨」の連続でもあったんですよね。
「やっぱりそうじゃん!」の連続
面白いくらいに原点はここなんだなって思うのが、2年前、1からブランディングをサポートして下さった和花さんと作った【Re:mon style Book (ブランドのVISIONや想いを言語化した冊子)】なんです。これを言語化していなかったら、きっと右往左往して今の場所までは辿り着けていなかったんじゃないかなぁ。
これを作った時って本当に未熟だったし、自分の想いに確信を持っていたけれど、まだそれを体現しきれてはいなくて。一種のVISIONボードみたいなものだったんですよ。
「人生は冒険だと思っているけど、まだ苦しいと思っている🥹」みたいな(苦笑)
それを体現したかったし、そんな人で溢れる未来を創るために動き続けると覚悟を決めてRe:monをリリースしてから、迷いそうになっては見返していて。その度に「やっぱりここだよな」って再確認していたし、実際に「やっぱりそうじゃん!」って体感し続けてきた2年間だったんです。
━━当時よりもっと、その言葉を深く味わって深めてきたんですね。
そうですね。例えるなら、どれだけ良いワインでも、その魅力を知らないと良さが分からないように、人生の味わい方が分かるようになったというか。「苦しいは、面白いに変えられるって本当なんだよ!」って強く言えるようになったというか。
もちろん、突き詰め続けたからこそ、今ではここから磨きがかかって変わったと思うこともあるんです。2年目の終わり、VISIONが変わり始めたことも、ひとつの大きな出来事でした。
自分の人生に夢中になれる人を増やしたい
━━去年、「苦しいは面白いに変え続ける世界へ」というVISIONを掲げていましたが、そこから変化があったんですか?
そもそもこの想いって、去年の記事で話した通り、私のおじいちゃんが自死したことをきっかけに望むようになったんですけど。今は良い意味で「過去が~だから」みたいな考え方から変わってきたんです。もっと今と未来にフォーカスされていったというか。
━━と、いうと?
例えば、”苦しいは面白い”に変えられる状態って、ゲームに夢中になっている感覚と同じだと思うんですよね。ほら、ラスボスと戦ってるその最中って、楽しさよりも「うりゃ~!」って眉間にシワを寄せて没頭しているじゃないですか(笑)でも、終わった後に「楽しかった~!今度は何が起こるかな🤩!?」って次のステージを楽しみになっていませんか?
━━確かに!一見苦しそうだけど、実際はそれが楽しみになっているというか。
そうなんです!私自身、この2年目がまさにそんな状態だったなぁって。そんなふうに、”目の前の課題とかMISSIONに対して、昔ゲームに没頭していたあの感覚で、もっと自分の人生に夢中になれる人を増やしたい”って思うようになったんです。
他人のゲーム(人生)が気になりがちな人にも、自分のゲームは自分で楽しく創っていけるよ!っていうのを伝えたいし、そんな人を増やしたいっていうVISIONになったんですよね。
━━千佳さんの原動力になる想いが自分と向き合い続けてきたことで磨かれていったというか、次のステージにレベルアップしているみたい!
ちなみに、没頭するためにはエネルギーが必要だと思いますが、千佳さんの基盤というか、支えていたものは何?
なんだろう。でも、旦那さんには本当に支えてもらったなって思いますね。1年間楽しいと思えた土台には、彼が隣にいてくれるとか、一緒にご飯を食べれるとか、一緒に映画を観るとか。
普通なことだけど「一緒に大切にしようね」って言ったことをちゃんと大事にできたからこそ、溜まったエネルギーを良い循環に回せたと思います。(付き合い始めた6年前は、365日毎日心のこぶしで喧嘩するくらいだったんです!今は日に日にラブラブ加減も増しているくらいです(笑)
それこそ、昔は「私のことを分かってよ!」って、独りよがりだったと思うんですよ。でも今は「どんな未来に向かっていきたいんだろうね」って目線が一緒の方向を向けるようになったというか。
これって、恋愛に限らずクライアントさんに対しても同じで「私はどう見られるのだろう?」じゃなくて「どんな未来を創っていきたいだろう?」だけにフォーカスできるようになっていったんです。
「人生を変えたいんです」体験セッションで言われた一言
その結果というか、在り方が変わって良かったなと思うことが昨夜あって。体験セッションに来てくださった方が「値段を聞く前から、今の私にはこれが必要だと思ってました。人生を変えたいんです」って即決で一緒に歩むことを決めてくれたんです!!
━━すごい!まさに一年前に望んでいた「本気で人生と向き合いたい人の伴走をする」ことが叶ってますね!?
そうなんです!もう、興奮して眠れないくらい嬉しかったんですよね……。
━━どう見られるかじゃなくて「自分が何を届けたいか」を伝え続けたからこそ、本気で変わるなら絶対に千佳さん!って思われているんだと思います。
そうだったら嬉しいですね。最近は、「ちょっと相談していい?」って声を掛けてもらうことも増えたんですよ。なかには、発信にリアクションこそなかったけれど「悩んだ時に思い浮かんだのが千佳なんだよね」って、ずっと見てたって連絡をくれたり。
でもそれって1日2日でできることではなくって。やっぱりこの2年間の発信の積み重ねがあったから、迷った時に思い出せる人にちょっとずつなれてきたなって感じてます。
━━自分が見えてないだけで届いていた、その繋がる瞬間を沢山味わってきた1年だったんですね。
まさしく!あ、意味あったって。意味があると思ってやっていたことが確信に変わっていったなって思います。嬉しい反面、責任を持って発信していこう!って思いましたね。
━━去年Re:mon1年目の千佳さんが、今の千佳さんを見たらなんて言うだろう?
そうだなぁ……。「やばいね!?めっちゃ成長したし、目指している世界に近づいて来ているね!」って興奮してそう(笑)頑張るわ!って、自分にエネルギーもらってそう❤️🔥❤️🔥❤️🔥
私の最強の味方
━━ますます目が離せない千佳さん。今後の展望も少しお聞きしたいです!
これは最高の「極みの自分」のイメージなんですけど。私、数十年後には、他人や周りに左右されずに、自分の望む在り方で年を重ねたイケてるおばあちゃん(通称:IKEOBA)になってるんですよね😎✨
━━ん?IKEOBA!?気になるワード!
そうです!私は、自分に失望したくないなというか、何か選択する時、自分にダサって思いたくないって強く思っていて。それでも悩んだり、不安になりそうな時は、IKEOBAの私がピシっといってくれるんです。
「行けるから、いいからやっとけ!」って(笑)
━━めっちゃカッコイイ!
イケてる未来の私しかおらん。そうなるんだから心配しなくてもいいって言ってる私が常にいて。じゃあ、そのIKEOBAな自分は、若い頃はなにやってるんだろう?何を積み上げるの?って。その未来から見た時に、今できることから進めている感じなんですよね。
大人に向けてアプローチしているのも、今すぐに学校は創れないけど「自分の人生をワクワクできる人が一人増えたら、その人の子どもや周りの人もワクワクできるようになる」って考えているからで。
今の私は、真剣に自分の人生と向き合いたいという人と出会えるようになって、その人たちから頂いたお金を子どもに関することや意味のあることに価値交換することで繋げられるようになれた。
経済的にも納得感が増したというか、良い循環を生みだせるような構図がつくれたことも、事業と向き合ってよかったなと思いましたね。
自分が「こういう世界がいい!」と思う世界は遠い先じゃなくて、身近なところから、今からでも創ることはできる。社会に自分の全てを任せて絶望するじゃなくて、生きる道は絶対“自分が“創っていけるんだと一人ひとりが思うことで未来はもっと良くなると思うから。
Re:monを通して、これからも目の前の一人と向き合って、その人の世界観を創っていきたいなと思いますね。
━━千佳さんって、自分を含めて「一人」の可能性を心から信じているんだろうな。だから丁寧に、こつこつと向き合い続けることも、伝え続けることもできるというか。
その方が間違いないんですよね。広く浅くよりも一人が本気で豊かになる方が、早くはないけど確実に広がっていくと思うので。
磨きがかかって、「苦しいを面白いに変え続ける世界」から「自分の人生に夢中な人を増やし続ける」になったVISONを掲げて。3年目はクライアントさんのその先へ、もっともっと広く、でも深く届けていきたい。
自分の人生に夢中になるとは、自分を、自分の人生を愛するということなんだって、本気で伝えていく。そんな挑戦の年にします!
インタビューを終えて…
千佳さんのもとには、人生を本気で生きたい!と願うクライアントさんが後を絶ちません。それは自分の人生を誰かに委ねたくはないし、“自分を生きることを諦めたくない“という強いこだわりを持ちながら生き続けている千佳さんだからこそだと思います。
Re:monを革靴に例えるなら、「憧れの革靴を履いたけど、靴擦れして痛かった」なじませてきた1年から、その革靴を履き続けたからこそ生まれたシワや艶が”味”となり、より千佳さんに似合うものへと変化してきた2年目。1年目にはできなかった軽やかさと大胆さから、その踊るように生きる姿は「私もそうなりたい!」と、周りにも良い循環を広げています。
自分らしく生きるって、すごいな。喜びも、悲しみも、感情全てを表現しきっている千佳さんを見て、人が本気で生きる力強さを感じずにはいられません。
とことん自分と向き合い続けたからこそ、揺るがない「今の私」を感じて、信じて、どんな状況も面白がれるようになった千佳さん。そんな彼女がこれから描く未来に、例え困難があったとしても「越えるためのMISSIONだ!」くらい気持ちで、ワクワクに溢れ続けているに違いありません。
Re:mon3年目の千佳さんの冒険を、これからも見届け続けます❤️🔥
今ここにいるひとりひとりの
今ここにある想いをつなぐ
- corelight interview -
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