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今はもう感じなくなった痛みの記憶が、確かにそこにあった。
昔は当たり前に、日常の中で
よく降り立っていたこの駅のホーム。
本当ならただ懐かしいはずのこのホームに、
こんなにも悲しい気持ちで立ったのは
初めてだった。
こんな気持ち、2度とごめんだ。
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スーパーで買うものリストなんかも大量にあった中、
ポツリと残っていたかなり古い時期のメモ。
その時その瞬間、書かずにはいられなかったのだろう。
その場で涙を堪えるためだったのか、
それとも未来の自分のためだったのか。
自分自身の痛みの記録がそこにあった。
今はもう感じなくなった昔の痛みの記憶が
確かにそこにあった。
日記を書いてこなかったわたしには
ふと見つけたこの痛みの記録が少し新鮮に感じた。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでくださってありがとう。
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